半分の月がのぼる空3 wishing upon the half-moon (電撃文庫 は 2-19)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 1385
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840227834

感想・レビュー・書評

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  • ああもうあれだ薦めるしかないんだよもうみんな買え3冊買え家族にも買って帰れ早く読め!!!<br>
    取り乱したつもりはないですよ?そんくらいみんなに読んで欲しいお話。<br>
    序盤から数え切れないくらいクズが出てくるこのお話。<br>
    ダーティなキャラの中に咲く一輪の花、里香・・・。ありえないくらい可愛い・・・。<br>
    <br>
    不覚にも泣きました、この巻で。ていうか2巻でも泣いたような。<br>
    橋本氏の最高傑作です、3巻にして既に。皆読め。ラノベってジャンルじゃこの作品以上にラノベらしい作品も無い。<br>
    4巻を年内に出してください…orz

  • そんなことって、ありかよ。何が残って、何がなくなるんだ?愚かにも彼は走る、Train kept a rollin' all night long.

  •  肝炎で入院した裕一は、同い年の里香と出会う。里香は難病を抱え、もう何年も入院し続けていた。ワガママな王女のようで、死に対して何かあきらめのようなものを感じさせていた里香だったが、徐々に心を開き、成功する確率が低い手術に受ける覚悟を決める・・・<br>
    <br>
     電撃文庫といういわゆるライトノベルなのですが、SFもファンタジーも、そして謎すらも出てこない、ただひたすらにボーイ・ミーツ・ガールのおはなし。あんまり長々とあらすじを書いてしまうと、1巻・2巻を読んでいない方の楽しみを削いでしまうので、ここでは簡単に。<br>
     お約束のようにどたばたしたシーンもあるのですが、本質的にはせつないおはなし。手術に臨む里香は裕一に『<font color="#ffffff">チボー家の人々</font>』を残していくのですが、そこから里香は「<font color="#ffffff">命をかけて君のものになる</font>」という言葉を引用して伝えようとするのです。「J」と書いてある署名も「R」に訂正して・・・まるでここまでの3冊は、この言葉につなげるために書かれたかのようです。
     はたして里香の手術はどうなったのか? 夏目が残した「裕一にとって最悪の結果」とは? 4巻が気になります。 (2005.03.16)

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