半分の月がのぼる空〈4〉 grabbing at the half-moon (電撃文庫)

著者 : 橋本紡

• アスキー・メディアワークス (2005年2月10日発売)

感想・レビュー・書評

[けいさんの感想 · 2006年7月29日]

里香の主治医の物語など。
積文館太宰府店で購入。

[春日さんの感想 · 2006年3月23日]

今回は夏目先生の昔話が多く出てきます。切ないです・・・。
最後は裕一、めちゃくちゃって訳ではないけれど、かっこいいですｖｖ成長したな、って思いました。あ、里香も！

[hiRoさんの感想 · 2005年12月7日]

MAX最高、神懸ってます。<br>
なんて上手い心理描写、あざといキャラとベタな設定でスタートした本作がこんな名作に化けるとは思いもよらなかった・・・<br>
刊を追うごとに面白くなっていく。3巻の展開には洒落にならんほど震えたんですが今回もそれに近いものが。<br>
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ベタだけど、83ページ1行目には背筋が薄ら寒くなった。秋山テイストすら感じられた。<br>
セリフ的には今回は小夜子の『<font color="white">先に死んじゃうけどごめんね</font>』と、裕一の『<font color="white">でも短くもないよ</font>』。なんつーか、描写がクロスしてもう・・・(涙<br>
ザッピングしすぎで読みづらくもあったけど、これがあったからこその↑クロス。最高でした。<br>
電撃文庫らしくない作風ですが、全てのラノベ好きな人に読んで欲しい作品。<br>
次刊は今年後半かなぁ・・・

[Mayさんの感想 · 2005年10月11日]

愚かな少年、愚かな少年「だった」男。汚れて、もがいて、なくなって、それでも後悔しないって誓えるか？できるならもう迷わない。

[錦上添花さんの感想 · 2005年6月19日]

里香の手術が終わった。里香の主治医夏目はもう里香に会うなと言う・・・。

そこで傷心の戎崎祐一がとった行動とは・・・。

この巻の大半は夏目の話になっています。夏目の秘められた過去が明らかにっ

[shiba_motoさんの感想 · 2005年4月18日]

　今回はサイドストーリー的に里香の主治医夏目の過去が中心。小夜子と出会った高校時代から学生時代を経て静岡勤務までのおはなしです。<br>
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　「よう、奥さん」「やあ、旦那さん」という会話が印象的だった夏目と小夜子。生と死という重いテーマで、ややもすれば殺伐とした雰囲気になりがちなのですが、この「ほにゃほにゃした感じ」がそれを緩和しています。もっとも、二人の行きついたところは逆に切ないのですが。この二人と裕一・里香のイメージが重なっているところへ挿入される数年後の裕一の姿。そこには里香は・・・これは夢として終わるのでしょうか、それとも５巻以降への導入なのでしょうか？<br>
　本編は裕一のがんばりどころ。里香と会うことを禁じられた裕一はどうするのか。里香の気持ちをもっともよく知っているのは裕一なのですから、ここで立ち上がらなくちゃ。<br>
　いちばん大切なことはなにか、考えさせられる作品。ライトノベルという枠でくくるのはもったいないです。　(2005.03.16)