図書館革命

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840240222

感想・レビュー・書評

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  • やっと最後の巻。個人的にはいい終わりかただったと思う。柴崎と手塚の関係性が好き。

  • 図書館戦争シリーズ本編最終巻第にあたる四巻。
    第三巻同様、文庫が出る月末まで待てず、職場の図書室を利用して借覧。

    シリーズの終着点にむけてというのがよくわかる筋立て。
    第一巻では主人公・郁の成長譚に軸があったが、最後に郁が図書館特殊部隊の一員として一人前になることが描かれる。わかりやすいが、ホッとする結末。

    その主人公を最初から支え導いてきたかつての「王子様」である鬼教官・堂上との恋愛模様が、二人の結婚で落ち着くというのは、女性の書く作品ならではだと思う。(他の登場人物たちにしても同じ。)普段読む作品にそういうのがないだけに新鮮。

    それにしても、様々な困難の局面であらわになる「新事実」(例えば情報漏洩を手引きした者についてなど)についての伏線をもっとしっかりと張ってあれば、もっとよかったなあと思う。唐突すぎる感じがした。そういうところがアニメ的。

    表現の自由に関する問題をテーマに据えて書かれた本作はシリーズ第一巻に次ぐおもしろさだったと思う。(大阪の人間としては、いかがなものかと思うところは多分にあったけれど。その点は、話の仕掛けで大事なところと絡むだけに余計に残念。)

  • シリーズの最後。ここにきて二人の関係が…
    二人の関係も読んでいて楽しいですが、本というものをについていろいろ考えされられます。別冊も読みたいです

  • シリーズ最終。

    4巻まとめて1日で読破。
    トータル評価は★3で。
    可もなく不可もなく。

  • 最後のほうテンポがよくて面白かった。
    別冊も読む!

  • 研究室の共用棚にあったので,ようやく読んだ。これで全編読んだことになる。スピード感がよかった。郁と堂上のつきあい始め,もう少し葛藤があるかなと思っていたら意外とスムーズだった。主人公二人の恋愛は安心して読めました。
    この巻の核となる事件は,良化委員会が,作家当麻蔵人の作品が原発テロ事件のモデルになったとして,当麻を拘束し執筆権を取り上げようとしたので図書隊が当麻を保護し亡命させるといったもの。作中の裁判結果とか,何かを書いている日本人なら各国語ができなくても全力で亡命すると思う。

    何か事件や犯罪があってそれと似た描写が以前出された作品にあると,最近でも騒ぎになったりする。宮崎事件とか。

  • 面白いだけじゃなくていろいろ考えさせられる作品だった!相変わらずのベタ甘にはこっちが恥ずかしくなりました(((*´ε` *)えぇ、何度叫んだことか(笑)

  • 甘いです!

  • 手に汗握る、攻防戦。稲嶺さんまっくろ!

  • 堂上教官が格好良い。小牧教官と堂上教官の友情も見えた。柴崎と手塚の駆け引きも堪らなかった。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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