シンプルな方法で学校は変わる 自分たちに合ったやり方を見つけて学校に変化を起こそう
- みくに出版 (2019年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840307406
作品紹介・あらすじ
新学習指導要領の実施、大学入試新テストの導入、教員の働き方改革など、いま学校は大きな課題を抱え、変化が求められています。この本では、小中高の先生をはじめ教育委員会や省庁、大学などの教育関係者、保護者や地域社会を担う人たちに向けて、学校や教育の危機を救うために一人ひとりが具体的にできる様々な処方箋をお伝えします。
「パート1 今すぐできる学校改革の具体例」では、まず大人の学びを変えることを提案し、とくに従来の「研修」を活性化する方法を紹介します。さらに情報交換や意思決定、授業改善、評価、保護者との関係づくり、制度や仕組みの変え方などの課題に対して、すぐにできる実践的な方法を具体的に提案していきます。
「パート2 なかなか変わらない学校をどう変える?」は「パート1」の実践に対応する理論編として、なぜ学校が変わる必要があるのか、変われない7つの要因、変わるための7つの方法を紹介しています。
この本では、理論と実践に裏付けられた学校を変える様々な方法を紹介しています。手にとっていただければ自分に合ったやり方をきっと見つけられるでしょう。
本書は『効果10倍の〈学び〉の技法』(PHP新書、2007年)を増補改訂の上、理論編といえる「パート2 なかなか変わらない学校をどう変える」を新たに加えて刊行しました。
感想・レビュー・書評
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研修方法・学習方法・評価方法など、前例にない斬新的な改革を提案している。そして、変わるための7つの方法も示してある。組織にどう取り入れて体制化するのか。
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ガイドブックのような本で、考えの概要に触れながらいくつかの本に誘ってくれる一冊でした。
ここは岩瀬氏と吉田氏、どっちが書いているところなの!?となった。一応「私」には()がつくのだけども -
岩瀬さんの書き物はすっと胸に入ってくるし、具体性があって挑戦してみたくなる。
恐らく吉田さんによって書かれた部分は距離を感じる。教育委員会とか文部科学省に対する提言はその通りやけど、平教員の一個人にはどうしようもない。 -
具体的な提案が多くて良かった。