沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉

著者 :
  • エムディエヌコーポレーション
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感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・本 (632ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844366232

感想・レビュー・書評

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  • 噂通りの良書でした。

    今まで、ライティング知識が拾い物ばかりで体系化されていませんでしたが、
    この本を読んでやっと形になったという実感を得ることがデキました。
    2016年の本ですが、未だに色褪せることのない知識しかなかったように感じます。

    そして、本の構成に関して、2つの手法を取っていたのが最大の魅力です。
    ①ストーリー形式+吹き出し会話でライティングの世界にストレスなく没頭できた
    ②章ごとの末尾に書かれている「まとめ」がかなり簡潔にまとめられているので、自分の頭の中で「答え合わせ」ができる

    ブログやホームページを運営している方はとりあえず読んどけって感じです。

    ただ、注意点として
    ・Kindle版ではマーカーが引けない
    ・拡大が不便で読みづらい
    ので「書籍での購入」を強くおすすめします。

  • いやぁ〜。勉強になる。
    一気読みでした。

    論理的に文章を書く。

    【伝える】と【伝わる】は
    似てるようで全然違う!

    改めて気付かされる。

    そしてブログを、見ている人は、
    文章を読みに来ているわけではない。
    情報を求めているのである。。。

    極当たり前だけど
    読んで気付かされました。

    自分も、書評を、書き記している
    ブログを運営してるのですけど、
    リライト作業が大変だぞ〜笑

    メールを使う
    ビジネスマンにもオススメの著書です。

  • ブログ運営するなら読んでおく本。
    運営している人にもwebライティングの深みが学べる良書。
    さらに言うと、ネットの裏が見えるようにもなる本。

    分厚いのに読みやすい。
    実例があるから分かりやすく理解できる。

    私はブログをこれまで3つほど運営してきましたが、それでも新しい知識が得られます。
    今のところ代わりになる本はありません。

    本気でやれば数万アクセスは間違いない。

  • 対話形式で非常にわかりやすい。


    そして、ぶっ飛んだ内容が意外と面白い。


    Webについての知識がない自分でも非常にわかりやすかったです。

    丁寧に読むところと読み流すところとが分かりやすく、分厚いですがすらすら読み進めることができました。

  • ページ数は多いけれど、漫画なので読みやすかったです。
    以下のうち、ひとつでも知りたいことがあれば、読むのをオススメします。
    ➤Googleキーワードプランナー
    ➤USP(Unique Selling Proposition)
    ➤文章を読んでもらうために必要なこと
    ➤SEOに強いコンテンツ作り
    ➤コンテンツをシェアされるためのテクニック

    p91
    あるキーワードの「検索意図」を推測するためには、次のような4つの方法があります。
    ①「Googleキーワードプランナー」を使い、関連キーワードをチェックする
    ②「Yahoo!知恵袋」や「OKWAVE」などのQ&Aサイトで、該当キーワードに関するQ&A(チェックする
    ③「NEVERまとめ」などのキュレーションサイトで、閲覧数お多い「まとめ」をチェックする
    ④Googleでキーワード検索をし、検索結果上位10位までのページを分析する

    ①「Google Adwors キーワードプランナー」で関連ワードを確認
    「Google Adwors キーワードプランナー」とは、キーワードごとの月間検索回数を教えてくれるGoogle提供のツールです。このツールを使えば、該当のキーワードだけでなく、そのキーワードに関連したキーワードの月間検索回数も知ることができます。

    p95
    あなたがコンテンツを作る際には、ボーンと同じように、検索するユーザーの検索意図を分析し、まずはその検索意図をカバーする情報を徹底的に集めるようにしましょう。その後、集めた情報を整理し、ページに記載すべき情報とそうでない情報とに区別します。

    p160
    モノがあふれかえっている昨今「なぜ、それを選ぶべきなのか?」という理由付けを必要とする人は増えているわ。
    逆に考えると、選ぶべき理由さえ提示できれば、どんな商品も売りやすくなったともいえる。

    USPとは「Unique Selling Proposition」という言葉の略で、“ほかにはない独自の強み”のことを指します。

    p161
    ①競合に真似されにくいこと
    ②競合と同じステージで闘わずに済むこと

    163
    ネットで何かを購入しようとして検索するユーザーがコンテンツに求めているのは、「どのようにして商品を選んだらよいか?」という情報でありノウハウです。極端な話、コンテンツという形でなくても、「あなたの場合、この商品を買うといいですよ」ということを教えてくれる仕組みがあれば、それで事足りるのです。

    p164
    ①どのサイトよりも、ユーザーが知りたい情報を的確に返している
    (例:ほかのページで情報収集する必要がないくらい、スペックが詳細に書かれている)
    ②どのサイトよりも、ユーザーが抱えると思われる「疑問」や「悩み」に関して、「先回り」して答えを返している
    ③どのサイトよりも、ユーザーが知りたい情報に素早くアクセスできる(利便性がよい)
    ④どのサイトよりも、見やすく、わかりやすく情報を発信している
    ⑤どのサイトよりも、信頼できる
    ⑥どのサイトよりも情報が新しいコンテンツ

    p215
    ちなみに、論理的な文章を意識していれば、「共起語」と呼ばれる言葉もたくさん入る。
    共起語とは、“あるテーマについて語る際、自然と会話に登場しやすい言葉たち”のことだ。
    この共起語が入っている文章はSEOにおいて評価されやすいといわれている。

    つまり、論理的な文章を書けば、それがそのままSEOに強い文章になるのだ。

    p236
    「いい文章を書いているのに、読んでもらえない・・・!」
    その理由はいたってシンプル。相手が「読みたい」と思える文章を書けていないから。

    □文章を読んでもらうために必要な3つの視点

    ①感情表現を入れ、自分事化による“共感”を誘発する
    ②伝えたいことがきちんと伝わるよう、“見やすさ”や“わかりやすさ”にこだわる
    ③ファーストビュー(冒頭文)で、伝えたいことをまとめる

    読み手が共感した文章は、読み手にとっての自分事になるため、「この文章は自分にとって関係があるのか、じゃあ、読んだほうがいいな」という心理になり、文章を読み進めてもらえるようになります。
    ただ、読み手に共感してもらうためには、まずこちらから感情を伝えなければいけません。

    p237
    そして、次に大事なのが、“その感情が誰のものか?”という「感情の発信者」の明示です。感情の発信者の人物像が具体的であればあるほど、その発信者が発する感情は説得性をもち、より深く共感されやすくなります。

    p240
    共感を誘発するために大切なのは、「感情の発信者」に紐づく「情報」をできるだけ多く伝えることです。

    p255
    (前略)記事に感情表現をいれるのであれば、できるだけ冒頭に入れることをオススメします。

    p260
    (前略)「分かりやすさ」を実現するために必要となるのが、「論理」です。
    (中略)理解の架け橋を築くためにはどうすればよいのでしょうか?そのためには、“主張”をもとに相手が抱いた「なぜ?」という疑問をすべてクリアにしなければいけません。
    「なぜ?」をクリアにするために重要なことは次の3点です。
    ①“相手がわからない言葉”を使わない
    (もし、相手がわからない言葉を使うのであれば、その言葉に関する説明を必ず入れましょう)
    ②相手が“何に対して”疑問をもっているのかを観察する
    ③「なぜ?」に対する「理由」を導くための十分な「根拠」をもっている

    p268
    Webの文章は「結論」→「理由」の順を徹底する

    結論を先に伝えることにより、読み手は「なぜ、そういう結論になるのだろう?」と理由を知りたくなります。読み手がそういう気持ちになったところで、ゆっくりと「理由」を述べていけばよいのです。
    この順序が逆になってしまうと、記事は途端に読まれにくくなります。なぜなら、Webで文章を読むほとんどの人は、その記事に自分のほしい情報があるかどうかがわからないと、すぐに離脱するからです。

    p307
    アクセスが期待できるキーワードほど、ライバルも気合いを入れてコンテンツを作っていることが多い

    p308
    上位検索を狙いたいキーワードが見つかったら、そのキーワードで検索し、検索結果の1ページ目に表示されているページをチェックして、“自分たちがそれらのページよりも検索ユーザーを満足させられるコンテンツを作れるかどうか?”を自問自答してみればいい

    p309
    1ページ目に上位表示している競合のページをチェックするときは、なぜそれらのページが上位表示しているのか?を徹底的に考える

    p310
    SEOに強いコンテンツを作るためには、“論理的思考”、すなわち、“ロジカルシンキング”が重要

    p334
    SEOを成功させるためには、上位表示を狙うキーワードで検索するユーザーの「検索意図」を考えることが大事だとお伝えしました。
    それを踏まえると、SEOに強いコンテンツを作るためには、次のような思考プロセスが必要になることがわかります。
    ①そのコンテンツを届けたいターゲットは誰か?をかんがる
    ②そのターゲットとなるユーザーは、何のキーワードで、どんな意図をもって検索するか?を考える
    ③そして、その意図で検索するユーザーは、どんなコンテンツを求めているか?を考える
    ④そのコンテンツと、自分たちが作ろうとしているコンテンツにズレはないか?をあらためて考える

    p335
    検索ユーザーに評価され、検索エンジンにも評価されるコンテンツたは、以下のような条件を満たしたコンテンツだと定義付けられるでしょう。
    ①検索ユーザーの検索意図に合っている
    ②検索意図を満足させるような専門的な知識を、どこよりもわかりやすく解説している
    ③検索ユーザーが求める情報を網羅的に扱っており、ほかのページへ移動する必要がない
    ④コンテンツで扱っている情報が信頼できる
    ⑤コンテンツの作り手に関する情報が公開されており、その作り手が信頼できる

    p609
    人は目的をもってコンテンツをシェアする

    ⚫シェアしたコンテンツの評価を自分の評価へつなげたい
    シェアしたコンテンツをきっかけとして、「おもしろいコンテンツをシェアする人だな」「素敵なコンテンツをシェアする人だな」「トレンドに敏感な人だな」と思ってもらいたい
    ⚫シェアしたコンテンツを使って、自分の立場を表明したい

    ⚫シェアしたコンテンツをネタに、誰かとディスカッションがしたい
    ⚫自分が関わりのある人のコンテンツをシェアすることで、「返報性の原理」の発動など、何らかの見返りを期待している

    p614
    拡散されやすいアイキャッチ画像
    ⚫情報がわかりやすくまとまっている画像
    何らかのノウハウを箇条書きでシンプルにまとめている。
    (Twitterのタイムラインは流れるスピードが早いため、情報をできるだけシンプルにまとめたもののほうが拡散されやすい)
    ⚫思わずツッコミたくなる要素がある画像
    ⚫アイキャッチ画像をシェアするだけで、コンテンツを見ずとも、コンテンツをシェアする目的を叶えられる画像
    たとえば、アイキャッチ画像がすでにクールな場合、アイキャッチ画像をシェアするだけで、自分のセンスのよさをアピールできる。

    p617
    「たとえ話」を用いて、読み手の「自分事」につなげる

    読み手の記憶の中にある知見を使った「たとえ話」は、相手の脳の負担を軽減でき、読み手が文章を理解する手助けにもなります。

    p618
    この「たとえ話」を用いたテクニックは、読み手をワクワクさせるという点でとても有効です。
    実はテレビなどでよく見かけるお笑い芸人のネタのほとんどは「たとえ話」。多くの人が思わず「あるある」とうなづいてしまうようなネタを、「たとえ話」を用いておもしろおかしく演出しているのです。そうすることで、自分のネタ
    相手の「自分事」にしつつ、話に引き込んでいます。
    ちなみに、実力のあるお笑い芸人は、たくさんの「たとえ話」の“引き出し”をもっているといわれています。

  • Webマーケティングと言えばこれ!と先輩におすすめいただいた本。マンガ形式で読みやすいことに加え、要所要所には詳しい解説付きで、今すぐ試せる策を学ぶことができました。

  • 読みやすくわかりやすい。次のアクションを決めやすいフレームワークやノウハウの紹介があるところも良いです。

  • とても分かりやすかった!
    ブログやサイトを立ち上げる人には必読書ですね。
    何度も読み返して行きます!

  • ストーリー仕立てですらすらとwebマーケティングを教えてくれる本。

    文章だけではかったるい人におすすめ

    コンテンツを愛する松尾さんらしい一冊!

  • #Webライター だけど、SEOは苦手だから読んだ。
    この一冊がSEOを分かりやすく解説してる。
    ストーリー形式なのもGOOD。仕事机の本棚に置いて、いつでも見られるようにした。

  • マンガ形式になってて、とてもわかりやすかった!
    マンガの設定が謎な所もあったが、ちゃんとライティングスキルを説明してくれて納得のいく内容てした。
    また読みます!

  • 沈黙のWebマーケティングの続編です。ページ数は630にもなりますが、前作同様凄く読み易く、ライティング初心者の方には必読の一冊です。続編、期待したいです♪

  • 『新しい本じゃないけど大丈夫かなぁ?』

    大丈夫!
    "本質”を教えてくれている。

    そして、ライティング以外にも役に立つ!



  • 2020.5.2
    読んで大正解。もっと早く読めばよかった…と思うことがたくさんあったけれど、WebライティングやWebページ制作を進めた経験があるからこそ納得して読めるのかもしれない!

    ▼こんな人におすすめ
    Webライター、Webページ制作担当者

    ▼この本のいいところ
    ・ストーリー形式で読み進めやすい(Webライティングをする上で疑問に思うことを主人公が投げかけてくれるので、Q&A形式で理解できる。長いと思うなら飛ばせばよい)
    ・まとめページを見れば、要点がわかる(振り返り時はここさえ読めば良い)
    ・今すぐ役立つ!!この本を読みながら自分の企画やライティングをすれば、ムダなくブレなく良いコンテンツがつくれそう!

    ▼学びメモ
    ・SEOを意識したコンテンツとは、Googleなどの検索エンジンを使うユーザーの「検索意図」を満足させるコンテンツ
    ・USPの訴求は、他社商品との「比較」によって伝わる
    ・文章を読んでもらうため必要な視点は以下の3つ
    ①感情表現で共感を誘発する
    ②きちんと伝わるよう、見やすさ・わかりやすさにこだわる
    ③ファーストビューで伝えたいことをまとめる
    ・ビジネスサイトをつくるときは、「CV」「啓蒙」「リンク獲得」の3つの軸をかけ合わせてページの内容を考える
    …など。

  • ブログを始める前の「気をつけること」や「意識すること」のノウハウが記されおり、とても勉強になった。

    行き詰まった時には読み返して、自分を見つめ直すことに利用していきたい。

  • 手元に置いておきたい良書ですね。

  • Webライティングについて、とてもわかりやすく教えてくれます。

    まだまだ読み返したり、辞書的に使わないと吸収は出来てないですが、これからのブログ作成に活かしていきたいと思います。

  • 面白い。
    ツッコミどころのあるキャラクタを据えつつも、SEOの本質を丁寧に突いてくる。
    Webで見かけるチャット風のものも味があっていい。

    SEOとかやる人は読んでおいてまず間違いない。

  • 難しい本が多い中、漫画仕立てで非常に読みやすい。

    また課題に対するアクションまでわかりやすい。

    コンテンツマーケティングに関わる方には必須な一冊。

  • 沈黙のWebマーケティングと同様にブログを書いていく上で役立つライティングの知識が詰め込まれている。
    初心者から中級者までは学ぶことがあると思うブロガーのバイブルだ。

  • オウンドメディア、ホームページ、ブログ、ネットショップ、Web上で何かを運営するならば、読んだ方が良いでしょう。
    勉強になります。

  • よかった
    もう一回読む

  • Web時代のコピーライティング技術。SEO対策を強調しているが基本かつ王道な内容で参考になる。「読み手への愛情を持って論理性のうえに感情を乗せて書く」、シンプルながら本質的で一過性でないWEB時代の文章術を解説している。一方で全体を通して変なノリと悪趣味の漫画が相俟って600ページ超の大作になっているのが大変残念で★1減点。「ヴェロニカ先生の特別講義」だけ抜粋して少し肉付けして100ページくらいのものにした方が良かった。

  • webライティングの基礎がストーリーで書かれていて読みやすい。

  • Webにおける言葉の使い方を学びたい方におすすめの一冊です。
    言葉を使って商品やサービスの魅力をお客様の心に届ける方法を教えてくれます。
    ライティングする上で「誰に何を伝えたいのか?」を徹底的に考える重要性が分かります。
    SEOを意識したライティングを身につけたい方は是非読んでください。

  • マンガとしても面白いし、「内容も人に魅力を伝える」ということの本質を捉えているのではと思った。伝えたいものの外側を見るのではなく見るべきは内。それも深く深く見ることによって何を伝えるかが見えてくる。教科書的に読みたい本。

  • ウェブで集客を行うということの心構えが学べる。技術の前になぜSEOを考えるのか、そして基本的な技術が一通り記載されている。
    漫画風の書き方は意味不明という他ないが、読みやすい一助にはなっているのかもしれない。

  • 最初は物語の方に夢中で肝心なコンテンツ部分を把握できていなかった…。
    何度も読み返す事で理解できているように思う。

  • 基本、と見せかけての……

    ドメインパワーが最初からそこそこあるというブログ初心者泣かせの設定。個人ブロガーよりも、(まともな)仕事を請け負うWebライターがメインターゲットなのだろう。なんにでも当てはまると思うなヨ。

    漫画形式で章立てして、各章終わりにポイントを復習するスタイル。漫画を流し読みしつつ、知らなかったことを中心にポイントを読むことでスムーズに読み終えた。勉強できる読みやすさは、両さんやドラえもんの学習漫画を思い出す。

    漫画の内容がしょーもなさすぎる(からこそ話題にしやすいのだろうが)のと、7割は既知の内容だったので星は3つ。3割学べたら上等?

  • 必要な知識が網羅されており、この一冊でたくさんのことが学べます。マンガだけでなく、詳細な解説もあり、勉強するには最適。考え方から、具体的なテクニックまで記載されており、ライティングの基礎を学びたい人にはオススメ。

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