ダイアローグ 小説・演劇・映画・テレビドラマで効果的な会話を生みだす方法
- フィルムアート社 (2017年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845916290
感想・レビュー・書評
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なかなか含みが多く、難しい内容だった。
私はわりとゴーストレートな人間で、思っていることと口に出していることの格差があまりない。そういう人間は、この方の「三層構造」理論にあてはまりにくいなあ(苦笑)と思いました。そうはいってもこの件についてはもう少しじっくり考えてみたいと考えています。
文章のうち、相手の行動を促す「重心」をどこにおくか、についてなど、学ぶことは多かったです。また読み返してみたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
創作に関する会話についての創作論。言葉にして伝えること、言葉にはしないこと。その行動の背景となるサブテキスト。物語を別の方向から楽しむことができそう。ただ、中身が難しくて理解できたかははっきり言えないのが残念。もう少し勉強してからもう一度読みたいかな。
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武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000140375
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ダイアローグの主原則
①ダイアローグがかわされるたびに、シーンを進展させる行動(アクション)や反応(リアクション)が生まれること
②そうした行動は語りの表層で具現するが、登場人物の行動の水脈はサブテクスト(言外の意味)から目に見えぬ形で流れている
潜在的欲求
欲求の対象
究極課題
シーンの課題
動機
シーンの支配者
敵対する力
シーンの価値設定
サブテクスト
ビート
進展
駆け引き
転換点
真の姿
真の進展
テクスト
明瞭化
性格描写