ホームレス大博覧会

著者 :
  • 鹿砦社
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本棚登録 : 55
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846309510

感想・レビュー・書評

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  • 笑うのは不謹慎かもしれないが…笑ってしまった。すげーなぁ、人って。そして、いろいろあるな。
    著者とホームレスとの距離感が、憐憫な思いで接してる訳でも嘲笑してるわけでも無く(茶化してはいるが…)、こういう現実が直ぐ傍に横たわっている事に対して淡々と綴られていて、ありのままの活きた情報として非常に楽しめた。
    体を張り、長い年月見つめてきたからこそ成し遂げられたルポ作品だと強く感じた。

  • 流し読みだけど、親近感をもって深刻になりすぎずにホームレスの人達の人生模様が見えて良い。とっても近くにいるけど、遠い存在だと思っていた。

  • テーマは自分の好物だが、どうも、80年代的冷笑的スタンスが鼻につく。
    それは漫画という形式とあいまって、より強くみえているのかもしれない。
    終わりの、文章のほうがまっとうだ。

    こうした社会的問題の取り上げ方では、取材者と対象の距離感というのが最も大事である。
    本書は媒体の性格もあるが、基本的に突き放して、対象をクレイジーなものとして捉えている。
    もちろん大手マスコミのような珍奇な見方ではない、そこにはそこはかとない共感も垣間見えるが、やはり強度をもつまでにはいたらない。

    東京タクシードライバーのような、一人ひとりの生の声と向き合う方がおれは好きだ。

  • 社会
    ノンフィクション

  • 読む前と後で、
    村田らむさんの印象がかわった。
    現場取材すごい。

  • マンガじたて
    体験記の前2作は絶版回収となっている

  • 4〜5

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著者プロフィール

1972年生まれ。名古屋出身。ライター・イラストレーター・漫画家。ホームレス、ゴミ屋敷、青木ヶ原樹海などアンダーグラウンド取材が得意。『樹海考』『人怖』『ホームレス大博覧会』など著書多数

「2022年 『東京の怖い街』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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