愛国心 - 日本、台湾ー我がふたつの祖国への直言 - (ワニブックスPLUS新書)

著者 :
  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847061684

作品紹介・あらすじ

台湾と日本、ふたつのアイデンティティに誇りを持つ著者が
忖度なしで切り込む日本への愛のムチ!

台湾独立運動に尽力し続け、2009年に日本国籍を取得した著者だからこそ書ける
日本と日本人への叱咤激励と、そして日台関係への熱いエール


コロナ禍、東京オリンピック2020、ラグビー日本代表の活躍ーー
考える機会が増えた「国家」「国民」「国籍」。
恵まれすぎた日本人が気づかなかった、教えられてこなかったこれらのテーマを
正面から論じる。

【内容紹介】 

                                                                         
序章 コロナ禍で見えた日本・台湾の「違い」
1章 日本人に「なる」ために
2章 蓮舫「二重国籍」事件で見えたもの
3章 脆弱な国家・台湾の光と影
4章 日台黄金時代の到来
5章 日本精神2・0の時代へ

感想・レビュー・書評

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  • 金美齢氏が日本に帰化してくれたことは幸いである。本書では彼女の台湾独立運動に対する貢献の記述は抑えられているが、困難な状況にある台湾からの視点も入れ、彼女のフェアな洞察は読者に日本の課題をわかりやすく提示してくれる。日本人とは、「愛国心」とは何か。多くの若者に読んでもらいたい。

  • 台湾から見た日本人を著者の目線で描かれている。

    もっと日本人としての誇りを持つべきだし、日本という裕福な国に住んでいることに、敬意を持って欲しい。

    ただ、受け身に立つばかりではなく、場合によっては、出て行かなければいけない時もあると警告。

    対中国のことだろう。

    日本の人、物、全てが外国から見てブランドなのだということを改めて知った。

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著者プロフィール

金 美齢(きん びれい)
1934年台北出身。59年に来日し早稲田大学第一文学部英文科入学、71年に大学院文学研究科博士課程修了。多くの大学で講師を歴任、早稲田大学では20年以上英語教育に携わる。75年ケンブリッジ大学客員研究員。88年にJET日本語学校設立。2000年には台湾総統府国策顧問に就任。2009年日本国籍取得。現在は評論家として活動を続けている。著書に『凛とした日本人』『家族という名のクスリ』(PHP研究所)、『戦後日本人の忘れもの』(WAC BUNKO)、『夫婦純愛』(小学館)他多数

「2020年 『愛国心 - 日本、台湾ー我がふたつの祖国への直言 -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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