ミズノ本 - 世界で愛される“日本的企業"の秘密 -

著者 :
  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847070884

作品紹介・あらすじ

スポーツ経験者はもちろん、日本で生活していれば
どこかで必ず出会うことになるスポーツ用品メーカー・ミズノ。

どこか地味な印象ゆえ、ビジュアルでは外国系メーカーに押されがちな同社ですが、
世に送り出す商品はどれも「日本のものづくり」のよさが凝縮された一級品。
そのため、日本人だけでなく、世界のアスリートからも愛されています。

近年は運送会社やコンビニのユニフォーム、そして自動車部品の素材など、
スポーツ以外の分野でも支持されており、実はあなたが思っている以上に
身の回りにはミズノが溢れています。

にもかかわらず、ミズノという会社は自社の実績をアピールするのがちょっと苦手なようです。
そこで本書は、ブランディングのエキスパートでミズノファンでもある村尾隆介が、
ミズノという会社にまつわる、もっと知られるべきエピソードを同社に直談判してかき集めた一冊です。

・超一流メジャーリーガーとの長きにわたる関係性
・ミズノが「まちづくり」に参入していた!?
・人気アパレルブランドとのコラボ
・新素材の開発も実は最先端
・Jリーグはミズノなくしては生まれなかった

など、思わず他人に話したくなる内容が満載。
読んだ後には、家の中のミズノグッズを探してみたくなるかもしれません。

感想・レビュー・書評

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  • スポーツマネジメント学科
    ビジネス・産業コース
    経営プランニングコース
    お薦め入門書
    https://library.shobi-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=00081630

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1293595

  • 子供の頃に野球をしていたが、グローブなど野球用品と言えばミズノだった。今でこそ、ナイキやアディダスなど色んなブランドが野球にも進出しているが、オレの時代はダントツでミズノ‼️

    昔ながら?の人に寄り添い、道具とかだけではない人と人の繋がりを大事にする会社。自分がアスリートだったら、契約したいと思える会社。

    特に何ってことでもないけど、この本読んでる時にセルヒオラモスがミズノと契約したらしい。日本に来てくれんかな

  • ミズノという会社の面白さは伝わりました。
    まあ、そんな感じです。

  • ミズノの精神が綴られた一冊。
    あまり刺さる言葉、躍動感はなかった。

  • スポーツ好きの皆さん「ミズノ」の商品を使っていますか?
    おそらく、多くのスポーツ経験者はミズノの製品のことをよく知っているかと思います。
    ミズノと言えばスポーツ用品。でも、本当にそれだけでしょうか。
    実は、トヨタ自動車の重要な部品の一部はミズノ製。ベトナムの小学校では、体育の授業でミズノが開発した教育プログラムを使っています。メジャーなスポーツだけでなく、マイナーなスポーツまで幅広く支援し、スポーツ界を下支えする企業としての姿。
    今まで気が付くことができなかった「企業としてのミズノの魅力」について知ることができる本です。自分の先入観から企業のイメージを決めつけていませんか?スポーツの好き嫌いに関係なく、この本を読み多角的な視点を知ることで、あなた自身のものの見方に変化が生まれるかもしれません。
    (ラーニング・アドバイザー/体育 YONEKO)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/4034626

  • 経営コンサルタントである著者がスポーツ用品メーカーであるミズノについて扱う用品はもちろん社内やさまざまな角度からその魅力について書いた一冊。

    2人の兄弟で野球談義から話が膨らみ戦後に創業しそれからさまざまなスポーツにおいてその名を知られるようになり、バットやスニーカーといった用品はもちろん私たちの生活の身近なところでミズノの製品があることを本書で知りました。
    また、宅配業者のユニフォームや学童保育、健康増進のために自治体とパートナーシップを組むなどスポーツ以外にもさまざまな分野で活躍する姿を知ることもできました。
    また、水泳の池江璃花子選手やサッカーの本田圭佑選手などアスリートについては現役時の用具や生活面の細かなところはもちろん引退後のセカンドキャリアもサポートしていること日本人大リーガーの担当を1人でしていることなど

    そんな本書の中でもカッターシャツやボーリング場や甲子園の発祥はミズノにあったことや厚底ランニングシューズやゴルフのクラブや軟式野球のバットで革新的な製品を生み出していることを本書で知り他者の一歩先を行っていることが強く印象に残りました。

    やりたいことをやれる社内風土でここまで成長してきたことを感じ、街のスポーツ用品店や海外のスポーツ途上国への支援などスポーツに関わる人全てにサポートを行いスポーツの素晴らしさや魅力を伝えていっていることを感じました。
    野球やサッカーといった人気のあるスポーツはもちろんマイナーなスポーツもサポートし、私たちの生活にも密接に関わりのあるミズノの魅力を知ることができ、SDGsが普及し時代が変わる中で今後スポーツを通してどんな存在感を放つのか楽しみになる一冊でした。

  • 知らなかった事も多く面白かった。でも、もう一つな感じ。あと一歩踏み込んでくれたら良かったと思う。

  • 池江璃花子選手を応援しない日本人はいないという言葉を使っていて、客観的な目線をまるで持ってないなと思い、読むのをやめてしまった。
    ちなみに池江璃花子選手は最高。パリで頑張ってほしい。

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著者プロフィール

株式会社スターブランド共同経営者・フロントマン。ブランド戦略コンサルタント。元山形県朝日町ブランド化推進プロデューサー。
日本の中小企業にブランド戦略ブームを起こした、ブランディングの第一人者。
代表作でロングセラーの『安売りしない会社はどこで努力しているか』(大和書房刊)や『小さな会社のブランド戦略』(PHP研究所刊)は、経営者の間でバイブル的な存在である。小学校以外の学業をすべて海外で終えた広い視点で日本の働き方などを指摘できるのが強み。社会人デビューを本田技研の社員として果たし、独立した後は世界中の中小企業と触れ合い、働き方やキャリアにも精通している。日経BP総研の客員研究員として日々その分野でも情報発信している。また、自治体でIターン・Uターン等のアドバイザーも務める。

「2020年 『今日からできる! 小さな会社のSDGs』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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