魂の書 -金澤翔子作品集-

  • 清流出版
4.20
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860293796

感想・レビュー・書評

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  • 書の迫力に圧倒されました。
    特に、「風」「一以貫」「天地」がとても印象に残りました。

    「風」は、墨のかすれた部分がびゅーびゅーと吹きつけているような風に感じられて素晴らしいと思いました。
    「一以貫」は、どの線も太く書かれていて、一つのこと(書)を貫いてやるぞ!というような気迫が伝わってきました。
    「天地」は、それぞれの字が、龍の横顔に見えて、本当に天にも地にも龍が潜んでいるのではないかと錯覚するほどでした。

    金澤さんの作品は素晴らしいと思います。
    文中の言葉で、母の泰子さんが好きな言葉として「龍翔鳳舞(りゅうしょうほうぶ)」を挙げています。龍のように堂々と翔び、鳳凰のように華麗に舞うという意味です。
    金澤さんの書が「龍翔鳳舞」のごとく、紙面のうえをずっと羽ばたき続けることを期待しています。

  • 整った美しい文字ではないはずなのに感動します
    とても好きです

  • なんでこんなにすてきな書ばかりなんだろう。書は人を表すというが、まさにその通り。金澤翔子さんの書は、愛に溢れ、心に語りかけてくれ、沢山の人を、癒してくれる。書で感動して泣いたことは初めて。

  • NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書く金澤翔子さんの作品集。

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著者プロフィール

1985年誕生 。東京都出身。5歳から母の師事で書を始める。 20歳、銀座書廊で個展。その後、法隆寺、東大寺、薬師寺、延 暦寺、中尊寺など各地の寺院などで揮毫・奉納を行う。 NHK大河ドラマ「平清盛」揮毫。国体の開会式や天皇の御製を揮毫。紺綬褒章受章。日本福祉大学客員准教授。文部科学省 スペシャルサポート大使。東京2020公式アートポスター制作

「2021年 『日めくり 金澤翔子の書 祈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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