- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860520373
感想・レビュー・書評
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人の人生はほんまにそれぞれ。でも時間の流れにはみんなさからえんくて、確実に流されていく。今まで見えていたものが無くなっていったり、それは虚しくて悲しいけどそれが短い人生を生きる上で大切なんやと思った。ただ一日を過ごせることの素晴らしさに気づけた。
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再読。
家の本棚を眺めていて、もう一度読みたいなぁと思った本。
友達にあげたい。旅に持っていきたい。
自分の人生において、変化をしようと、一歩踏み出している人にあげたい。自分の足で立って生きていく人にあげたいですな。
かき氷が好きでたまらなくて、かき氷屋を始めたまりちゃん。
ふるさとの衰退した村に戻り、そこでかき氷屋を始めた。
自分が好きだった海辺の街、豊かな自然も失われてしまった。
小さなかき氷屋でできることはほんのわずかだとしても、まりちゃんは、自分の身の丈で自分の仕事をつくり、暮らしていく。
あぁ、よくわかる。共感できる。
そうやって仕事をしていきたい、暮らしていきたい。
本の中で、
好きなところは、<夢を叶えるなんてことはとても地味なことの積み重ねである>と、まりちゃんが気づくこと。
かき氷屋を始めるなんて、途方もないことを、それで生きていきたいと気付いてしまった人はそれで生きていくんだろう。
好きなことで生きることは、ただ楽しい、華やかなことではなく、実はどこにつながるか分からない、実は無駄かもしれないと思えることの積み重ねなのだと思う。(今、仕事をしていて、ひたすら資料印刷をして、イベントの地道な準備をしている時に思ったりする)
それはどんな仕事でもそうだと思う。
そうしたコツコツとした、毎日同じリズムで繰り返されることの中に、ほんの小さな光のように現れるのが<やりがい>を感じる瞬間。
手のひらに乗るくらい小さなもので、それを受け取って、喜び、幸せをかみしめ、またコツコツ進む。
自然と共に、地球のリズムの中で、自分なりの歩み方で、そして、意思をもち確かに進んでいくまりちゃんの働き方、生き方。
コミュニティビジネス、地域おこしだなぁと思います。
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夏がくると、きまってよみたくなる。
このカキ氷やさん いってみたいなぁ。 -
かき氷が食べたくなる。
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変わらないもの、失われていくもの。
お金という、無いと困るが破壊や争いの種にもなるもの。
う~ん お金がない社会って楽しそう~
でもあると便利やし・・・ -
自然体で生きるというか、無理しないというか、ちょっと疲れたココロがほっとする一冊ですね。
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友人から、よしもとばななの本を薦められて読んだ、最初の2冊のうちの1冊。海が好きなこと、地元が好きなことなど、主人公と共通点が多々あることもさることながら、本を読んでいて情景が目に浮かぶような本だった。今すぐ海を見に行きたいと思わせてくれた本。今でも、よしもとばななの著書の中で1、2を争うほど好きな本。
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2005.12.28
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キジムナーとかケンムンとかなまはげとか、遠い外国のホビ族のマサウも……人のいるところに近いところにいる神様たちは、みんな恐ろしい外見をしているみたいだ。