答えはすべて本に書いてある

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 104
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860637101

作品紹介・あらすじ

本は、人がどんなことに悩み、どんな風に対処してきたかの記録。仕事、人生、人間関係、恋愛、その他の数々の悩みと、その対処法が本には書いてあります。書店は、世界最高峰の「悩み相談室」。

感想・レビュー・書評

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  • 本の紹介本なので評価は難しいかな。
    これ系って紹介してる人本人に興味があるか次第な気はする。

    さすがに言葉を扱う職業はたくさん読んでるなー。
    こんな時だからこんな本って自覚的だといいんだろーなーと思いました。

  • 古典に限らず様々な本から抽出した教訓本。

  • 初めてこの著者の本を読みますが、川上氏がご自身で読まれた恐らく数百冊の蔵書の中から、36テーマに分けて各々3冊ずつ、合計108冊の本を紹介してくれています。

    紹介してある本の中で私が読んでいたのは数冊しかありませんでしたが、その分、読みたい本もかなり増えて嬉しかったです。

    以下は気になったポイントです。

    ・欠点があるのは、あなたにとってむしろチャンス、問題はあなた自身が欠点やコンプレックスに、どのような姿勢で立ち向かうかである。悩めるあなたにおススメなのが、「超訳 古事記」(p15)

    ・大勢の人の前で緊張するのは、話し手である自分と、聴き手である人達(聴衆)を、「一対多数」と考えるから。一緒に盛り上がる「仲間」と考える、おススメは「本日は、お日柄もよく」、「結果を出す人の30秒で話を伝える技術」(p21、25)

    ・運のいい人の4つの法則、1)チャンスを最大限に広げる、2)虫の報せを聞き逃さない、3)幸運を期待する、4)不運を幸運に変える(不運をそのまま受け入れずに、現象のプラス面を見る)、悩めるあなたにおススメの本が、「運のいい人の法則」(p28)

    ・モテの本質に迫るう読み応えのある本として、「すべてはモテるためである」(p49)

    ・理不尽なことに対して、ただ理不尽だと思うのではなく、そこから何を学ぶかによって、あなたの人生が変わる可能性がある。そんなあなたにおススメは、「おざわせんせい」(p51)

    ・過去の事実は変わりませんが、その事実が持つ意味は、これからあなたがどのような人生を歩むかによって変わる。あなたの、いま、目の前で起きていることも、これからの生き方次第で変わり、そして未来が変われば、過去も変わる。そんなあなたにおススメなのが、「私がくまモンの上司です」(p57、59)

    ・実家のコンビニの副店長になったヒロイン、ユカリの前に現れた、67歳のパートのオバちゃんのお蔭で、だんだんと繁盛店に生まれ変わっていくのを書いたもの。「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?」(p63)

    ・自分の考えを持つための、とっておきの方法は、とにかく「本」を読むこと、人が如何に考えている様で考えていないかを解説してくれる本として、「思考のトラップ、脳があなたをダマス48のやり方」(p69、73)

    ・過去の歴史を分析することで、未来を導き出す地政学という手法で、21世紀に起きる政治経済の危機、国際紛争等を予測した本、「100年予測」(p74)

    ・大学を卒業した人でも読んでほしい本、自分が大学で何を学ばなかったかを知ることができるから、「大学で何を学ぶか」(p108)

    ・臨死体験時に、「気持ちいい」という感情に包まれた、臨死体験を機に、人生観が変わったという人もいる。「証言・臨死体験」(p119)

    ・独立には賛成だが、まずリスクを考える人間はやめたほうがいい、社内にとどまりながらビジネス偏差値を上げて、いつでも辞められる状態にしておくのが、どの道を選んでも失敗しない人間になる、「汗をかかずにトップを奪え」(p122)

    ・もし今の相手と違う人と結婚していたら自分の人生はどうなっていただろう、「ブルーもしくはブルー」(p146)

    ・アイデアを生む方法の紹介、60分で読めるけれど、一生あなたを離さない、アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない、アイデアが生まれる5つの過程、1)データ集め、2)データ咀嚼、3)データ組合わせ、4)発見した瞬間、5)アイデアのチェック、「アイデアのつくり方」(p152)

    ・キャリアの8割は、予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される、好奇心を持って持続的に積極的に行動し、起こった出来事に対して楽観的に考え、こだわりを捨て、柔軟に対処してリスクをとって行動する、「その幸運は偶然ではないんです!」(p158)

    ・自分がやりたい仕事がわからない人は、「カネとストレス」「カネとやりがい」の間の、自分にとってのバランスのいい場所を探せとアドバイスるする、「この世でいちばん大事な「カネ」の話」(p170)

    ・目標達成ができない理由として、長期的な利益よりも、短期的な利益に極端に弱いという特性がある、「ヤル気の科学ー行動経済学が教える成功の秘訣」(p176)

    ・人は自分が下した決断を重要視するが、結果とはあまり関係ない。決断してしまったことを悩んでも意味がない、「偶然のチカラ」(p182)

    ・相手から信頼してもらえるようになるには、1)自分のメディア力を上げる、2)相手にとっての意味を考える、3)自分がいちばん言いたいことをはっきりさせる、4)意見の理由を説明する、5)自分の根っこの思いの部分に嘘をつかない、「あなたの話はなぜ通じないのか」(p194)

    ・大人になって、親のせいでこうなった、みたいなことを言う人はカッコ悪い、「夏の果て」(p206)

    ・本が役立つかどうかは、本の内容よりも、それを読む人間の能力に左右される。本を読む意味、それはあなたの成長とともに生まれる、「聖の青春」(p218)

    2016年1月10日作成

  • 購入予定

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著者プロフィール

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。数多くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に企業や団体の「理念」を一行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られる。現在は、広告制作にとどまらず、さまざまな企業・団体・自治体などのブランディングや研修のサポート、広告・広報アドバイザーなどもつとめる。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『コト消費の嘘』(いずれも角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『江戸式マーケ』(文藝春秋)など多数。海外においても「ストーリーブランディング」をテーマにした本がベストセラーになっている。

「2023年 『ストーリーブランディング100の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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