物理学、まだこんなに謎がある (BERET SCIENCE)

著者 :
  • ベレ出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860643164

作品紹介・あらすじ

科学で解くことができる問題、原理的に解けない問題、もう少しで解けそうな問題、ヒトの手に負えない問題…わからない。わかっていない。だからこそ科学はおもしろい。

感想・レビュー・書評

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  • チンパンジーと比べているところが面白かった。

    カオスを日本人が先に発見していたところは初めて知った。

  • わからない。わかっていない。だからこそ科学はおもしろい。 /
    THERE ARE MANY THINGS WHICH ARE NOT UNDERSTOOD BY SCIENCE ―
    http://www.beret.co.jp/books/detail/?book_id=437

  • 読んでいて理解できないところも多々あるのですが、相当に噛み砕いて、たいした知識のない人間(私)が読んでもついてゆけるように書いてある良書です。ここまで噛み砕いて書くのはとても大変だったでしょう。
    本当に頭の良い人の仕事だと思いました。どんな大家かと思ったら著者の方、四十代です。

    わからないところはわからないまま読んでも楽しめるし、著者自身もところどころ「なんだかわけわからなくなりそうですが」のような突込みをいれながら解説しているので「わかんなくてもいいんだな」とちょっと安心しながら読めます。

    これを読むと科学の偉人たちも「意外と人間くさいな」とくすっと笑えたり、
    数学や宇宙の世界の途方もなさやスケール感に自分がちっぽけに思えてきたりいろいろと発見があります。

    何か変わったもん読みたいな、と思ったときにお薦めです。

  • この百年の物理学の重大発見のまとめと今直面している限界を解りやすく解説。
    現状の宇宙を表現する超紐弦理論や、ダークエネルギーなどまだ観測できないものが今後今の理論のなかで解き明かされるのか、相対性理論のようなものがあらわれるのかは分からない(出るまでは)。

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著者プロフィール

1967年、東京都生まれ。
東京大学理学部物理学科卒業。博士(理学)。
専門は宇宙物理学と観測装置開発。
理化学研究所、NASAゴダード宇宙飛行センター、東京工業大学、早稲田大学などの研究員を経て国際基督教大学ほかで教鞭を執るかたわら、科学のおもしろさを一般に広く伝える著作活動を展開している。
著書:『宇宙はどこまでわかっているのか』 『言ってはいけない宇宙論 物理学7大タブー』(幻冬舎新書)、『身のまわりの科学の法則』 (中経の文庫)、『科学者はなぜウソをつくのか ―捏造と撤回の科学史』(dZERO)、『知れば知るほど面白い宇宙の謎』(三笠書房)、『物理学、まだこんなに謎がある』『科学者たちはなにを考えてきたか』『科学の世界のスケール感をつかむ』(ベレ出版)など多数。

「2020年 『宇宙の謎に迫れ!探査機・観測機器61』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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