ロザムンドおばさんのお茶の時間

著者 : ロザムンド・ピルチャー 中村妙子

• 朔北社 (2021年11月30日発売)

作品紹介・あらすじ

ロザムンド・ピルチャーが描くイギリスの田園風景と魅力的な人々。描かれる人々は誰かと似ている――あなたはどの物語に共感するだろうか？自分のことのように心を痛めるだろうか？1990年代に初めて日本で紹介されたピルチャーの短篇集（晶文社刊）。多くの読者の心に届いた3冊の短篇集から1冊目『ロザムンドおばさんの贈り物』を2013年に装い新たにソフトカバー版として復刊。本書はその2冊目となる。

感想・レビュー・書評

[funyaさんの感想 · 2022年5月3日]

勧善懲悪の小気味良い短編集。イギリスのお茶の時間の話なのかと思って手に取りましたが、良い意味で期待を裏切られました。疲れていた脳を休ませてくれるようなあたたかい話でした。

著者プロフィール

1924年、イギリスに生まれる。18歳より『グッドハウスキーピング』『レディーズ・ホーム・ジャーナル』等を中心に数多くの短篇を発表。代表作『シェルシーカーズ』(朔北社）は世界的に1000万部を売るベストセラーとなった。短篇、中編、長編を多数発表。2002年にOBE勲章受章。2019年没。

「2022年 『ロザムンドおばさんの花束』 で使われていた紹介文から引用しています。」