- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861010583
作品紹介・あらすじ
匠の技の花火。江戸の昔から、いちばん人気は隅田川の川開き花火!
「よっ!たがや――。」
花火の夜に、生まれるいのち。
こんなめでたい話を落語でたのしめるなんて、粋だねえ。
たが屋さんの仕事のこまやかな描写のページを描くため、川端さんは九州まで取材しに出かけたそうです。
職人さんから話を聞き、仕事場や道具類、たが作りの工程までじっくり観察。
その成果が、あの綿密な『たが作り』の場面というわけです。
感想・レビュー・書評
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隅田川の花火見物に出かけた<たがや>の女将さんが、両国橋の真中まで来て、急に産気づきました。旦那のしんさんと一緒に見物にきた長屋の連中も大慌て。でも、周りは人だかりで身動きできません。さあ、たいへん!そこへ「はいはい、ちょいとごめんなさいよ」と颯爽と現れたのは<とりあげ婆さん>でした。「このお腹の子は、江戸っ子だねえ。気が短いんだ。花火の音を聞いて、待ちきれなくって出てこようてっかい!」 機転のきく助っ人婆さんの掛け声で、橋のうえと屋形船の江戸っ子らの人情の花開き 「おぎゃ-」「よぉ-たがや~」。
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おびでよくそんなおもいたるとかを持ちあげられたなあと思った。
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隅田川の花火大会で、「たまや〜、かぎや〜」ではなく、「よっ、たがや〜」と言いたくなる出来事が起きます☺️
両国の人情話に笑みがこぼれます -
読んで、こんな噺だったっけと思いながら、あとがき読んで思い出し、元が結構ザワザワする噺なので、苦心の跡がうかがえる。
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現在「たまやーー」と叫ぶ人いますか?笑子どもたちになかなか伝わりずらく、オチがピントきていませんでした笑
〇小学生中学年~ -
図書館本。たまや~たがや~のくだりが面白いが長女にはそこがウケなかったようで。川端誠さんの落語絵本。
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読了
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まあまあ
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6歳9ヶ月の娘
3歳9ヶ月の息子に読み聞かせ
落語絵本
おもしろいよね