詩ふたつ

著者 :
  • クレヨンハウス
4.19
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本棚登録 : 329
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861011726

感想・レビュー・書評

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  • これもとても素敵な絵と詩の本。家にたくさん本を老いておけるスペースがあったらなあ。。。

  • 絵の雰囲気と詩がマッチしてとても幻想的な雰囲気をかもしだしています。

  • 長田さんの言葉はまっすぐで気持ちがいい。うそがない。

    「そのとき、ふりかえって 人生は森の中の一日のようだったと 言えたら わたしはうれしい。」という最後もすっきりして絵が見える。

  •     ”死ではなく、その人が
        じぶんのなかにのこしていった
        たしかな記憶を、わたしは信じる。”


        ”ことばって、何だと思う?
        けっしてことばにできない思いが、
        ここにあると指さすのが、ことばだ。”

    …など。噛みしめる。

  • クリムトの美しい絵に、奥様にささげられたような詩。心に染み入ります。魂に響きます。

    再読
    今改めて読んで,死者と生者の区別なくそこに寄り添い静謐な時間が流れています.癒されました.

  • 心に響く詩でした。
    ガツンときました。

  • あの「ねこに未来はない」の奥さんへのメッセージ。
    クリムトの繊細でなおかつ大胆で、「あなた」の住む場所のようなとてもあたたかい絵と、長田さんの詩。

    だんぜん、長田さんの詩をよみたくて、買ったんだけど、本屋さんで手に取った瞬間、表紙の絵にひかれて購入してしまった。
    あ、そいえば書評で読んだとき、絵はクリムトってあったけど、これもそうかいなー!とレジに持っていくときにビックリしてしまった。

    実はあんまりクリムトの絵が、金ぴかでなよなよしてて、スキじゃなかったけど、一気に好きになってしまった。

    もちろん、中身の長田さんの詩、よいです。
    詩と死。

  • ジャーナリストの伊藤詩織さんがオススメされていたので本屋さんで立ち読み。今のわたしにはピンとこなかったけれど、人生のどこかでまた巡り合えたらという本だった。

  • 母の母が亡くなって、母の日に贈った本。
    ここにはいないけど
    そばにいる大切な人のことを想える。
    しなやかで芯のある言葉たちは特別でお気に入り。

  • クリムトのこういうタイプの絵は知らなかった。
    とても綺麗。

    詩というものは、私に読解力が無くてやはり苦手だ。
    よっぽど俳句の方が作者の言わんとすることがわかったりもするので、文字数の問題でもないような気がするのだが。

    (そりゃあ、死について書いてあることくらいはわかったが、あとがきが有って助かった)

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著者プロフィール

長田弘(おさだ・ひろし)
1939年、福島県福島市生まれ。早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。65年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。98年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2009年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、10年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、14年『奇跡―ミラクル―』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、詩のみならずエッセイ、評論、翻訳、児童文学等の分野においても幅広く活躍し、1982年エッセイ集『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞を受賞。15年5月3日、逝去。

「2022年 『すべてきみに宛てた手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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