酒井一光論考集 建築学芸員のまなざし

著者 : 酒井一光

• 青幻舎 (2021年10月15日発売)

感想・レビュー・書評

[tatsukiさんの感想 · 2021年12月31日]

建築学芸員という希少な存在のタイル建築に関わる論考集。遺稿、というのが惜しまれる。大阪市博勤務であったため、主として研究の対象は大阪の建築。著者の視点を、関東の近代建築を対象に焦点を当てていただきたかったが、それは叶わない。

著者プロフィール

1968年生まれ。専門は、日本近代建築史。大阪歴史博物館主任学芸員。
著書に『窓から読み解く近代建築』（学芸出版社）、『大阪名所図解』
（140B、共著）など。

「2017年 『館長と学ぼう　大阪の新しい歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」