サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍 ~僕は生まれてから5年間だけ格闘技を見なかった~
- 白夜書房 (2005年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861910302
感想・レビュー・書評
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遠慮も、気兼ねも、しがらみも無く思いのままを正直に書いてる。東大出のインテリゆえか前置きが長く、わざと読み手を選別し序盤で理解できるか否かをとふるいに掛けてる印象。
異質ながら何故か猥雑で下世話な紙プロっぽさも感じる本。05-10年の格闘技史が頭に入っていれば尚良し。2014年11月現在細かい記憶はほとんど無いので懐かしさと再確認の意味でも読むのに時間がかかる。
しかしこの人「ブルース」という単語好きなんですね。ヤマヨシの自由が丘ズンドコエピソードと「俺はこれしか出来ないというローリングストーンの面とロデオを乗りこなすサムライであり(中略)はぐれ者のロマンティシズム…」この表現にグッときた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はじめて読んだ菊地さんの本。これがきっかけでハマった。
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記憶に残る試合の数々を、違った視点から覗く歓び
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「活かしあう」のがプロレスならば「封じあう」のが格闘技である
だから格闘技をスポーツとした場合、
選手の技量が高いレベルで拮抗すればするほど、それは
とてつもなくつまらないものになるのが、本当だと思う
そういう意味で日本のプロ格闘技というのは倒錯的なジャンルであると
わかってる人にはわかりきった話であるが
そのことを自覚した上でなお、格闘技を見てしまうのは
あまつさえ、楽しさすら感じてしまうというのは
いったいどういうことであるのか -
2007/6/1購入
2007/6/14読了
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ごめんなさい。ちゃんと読んでません。
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部分読み、ところどころにいいとこが。
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格闘技については分からないけれど…でも面白い。SPANK HAPPYから岩澤瞳嬢が抜けた後新ボーカルの女の子にライブをすっぽかされるお話にもうありえないくらいうっとりした。サイコー。