ブリキの音符

著者 :
  • ケイツー
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本棚登録 : 71
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861930638

作品紹介・あらすじ

霧のようにきえてしまいたいと思う時。萎れたキャベツのように悲しい時。でも、そこから逃げないで立っていると、誰かがきっと見ていてくれる。何もしてくれなくても、何も言ってくれなくても。

感想・レビュー・書評

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  • 素敵な絵本。片山令子さんの胸を打つ文章(何度でも読み返したくなる文章)とささめやゆきさんのイラストが抜群にいい!表紙の女の子の前の壁の色のトーンが♡。額に入れて飾っておきたくなるような本。

  • 本棚をざっと見て、何故か目につく本がある。
    読まずにはいられない、呼ばれているような本がある。
    今回の場合、そんなカンジ。
    圧倒的な存在感だったのです~。

    夢中になって読んでしまいましたョ。
    見開きで詩が載ってる作品集で、すぐ読み終わりました。


    児童書コーナーでは購入しようか迷った結果、諦めました。が、
    芸術書コーナーに行ったらサイン本を発見!
    片山令子&ささめやゆきの直筆!!
    もう、これは運命の出会い☆
    という訳で、購入しましたとさ。


    はじめは、ささめやゆきのイラストに馴染めなくて、
    購入を迷った部分もあったのですー。が、
    今となっては、言葉と色彩のベストな組み合わせだなと思ってます。

    とても、居心地のよい作品集~♪

    ■□□□■
     まばたきの音がして、まるい涙がこぼれおち、ブリキのお皿とスプーンがあいさつをする音がして、おいしいスープがやってきた。
     スカートをひろげて、こころが音符の階段をかけ降りて、またのぼっていく。どんな時も忘れないでいよう。これはみんな、音楽なのだということを。

  • 生きるってことを考える。

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著者プロフィール

1949年群馬県生まれ。詩人。著書に詩集『夏のかんむり』(村松書館)、絵本『たのしいふゆごもり』(福音館書店)、「のうさぎのおはなしえほん」シリーズ(ビリケン出版)などがある。2018年没。

「2021年 『おねぼうさんはだあれ?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

片山令子の作品

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