- Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862208996
作品紹介・あらすじ
元来日本には「外力に歯向かう」発想がなかった。では、古の剣豪たちがとった方法とは?今、必要なものは、武道かもしれない!究極の身体論にして人生論!
感想・レビュー・書評
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あの竹内敏晴が序文を寄せている。これだけで信頼に足るというものだ。ところがまだまだ甘かった。初見良昭〈はつみ・まさあき〉や伊藤昇にまで会わせてくれたのだ。人を知ることは人生の至福である。私にとっては運命の書となった。『ウィリアム・フォーサイス、武道家・日野晃に出会う』が「開かれた武術」で、本書は「つながる武術」と位置づけてよい。
https://sessendo.blogspot.com/2019/09/blog-post_20.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「往なす(いなす)」
対立ではなく調和であり、だからこそ、究極的には、力そもそもが必要なくなるという世界について。
武道の「往なす(いなす)」というエッセンスを学びたかったけど、めっちゃむずい。戦わない、調和、そういったもののヒントを感じたかったけど、未熟すぎて、わからない部分が多かった。体感すべきだ。武道やりたい。。 -
大変おもしろいことがいろいろ書いてあるのだが、いかんせん中身が肉体の動きと精神のことについて語っているので、普段ろくに運動をしない人間がときどき眠くなりながら読んでいるととても内容が理解できないくらい難しい。
また、著者が伝えたい内容は非常に興味深いのだが、ときどき観念的になりすぎることと、ちょっとひっかかるような言い回しもあったりするので、そこが残念ではあるが、ぜひ多くの人に一度読んでもらってみたい一冊ではある。