ファンタジー世界の地図を描く

制作 : 加藤 諒 
  • ボーンデジタル
4.22
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本棚登録 : 143
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862462992

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  • NDC726
    「「ファンタジー世界の地図を描く」は、段階的な分かりやすい手順を通して、皆さんの頭の中にあるフィクションの王国に生命を吹き込み、本格的なファンタジー地図にする方法を紹介します。領域、城、戦場、山脈、森などを描き入れて、冒険の舞台を盛り上げましょう!独創性と機能性に溢れたファンタジー地図の作成方法を繰り返し学んでください。そうして完成した地図から、皆さんの世界は広がっていきます。荘厳な地図の作成に必要なスキルをすべて網羅しています。」

    目次
    1 世界を築く
    2 山、森、川、水
    3 町と都市のアイコン
    4 タイポグラフィ
    5 ランドマーク
    6 アイコン
    7 紋章と盾
    8 政治的な境界
    9 背景
    10 ペインティングテクニック
    11 地図を組み立てる

  • 所謂、RPG等に出てくるような地図の制作指南。
    知りたい地図制作とは違っていたけど、
    こういう用途の地図の基本がよくわかりました。

  • D&Dのサプリメント等でおなじみ、ゲームやファンタジーの地図を手掛ける大御所、ジャレッド・ブランドによる解説書。ステップ・バイ・ステップに手順を分解し、見栄えのよい地図を描くための教本である。

    評価ポイントは最高の星5つ。

    最も高く評価しているのは、『過不足のない知識を網羅している』こと。
    山と河川、湖沼のできかたの説明などは、地理を漠然と理解していればよいのだ。これは他の知識、教養からいくらでも掘り下げることができ、調べたくなれば文献はあり、情報アクセスは簡単である。
    一方で、地図アイコンの描き方、大きさや複雑さの段階付けといった、『地図ならではの知識』やテクニックは、『町の描き方』『城塞の描き方』『国境の描き方』『街道の描き方』『文字いれのテクニック』といったように細分化、体系化してある。

    次に高く評価している点は、画材の使い方をアナログ、デジタルどちらについても説明してある点。
    アナログ画材の技術は、美術の技法書で調べられる程度のことは、既に読者が知っているものとして、『地図を描くさいに特化した使い方』を詳説している。
    デジタル画材についても同様である。個別のソフトウェアはユーザーが修得ずみという前提で、大きく『レイヤーを多数用いて、デジタル処理で線を引き、彩色する』というくくりで説明してある。
    紹介ソフトにGIMP(無料で使えるフォトショップ様の画像描画ソフト)が列挙されている点も、好感が持てる。

    ゲーム用としてだけでなく、小説やレクリエーションのための小道具づくりにも活用したい一冊である。
    というか。
    この週末に自分も一枚描きたい、描けそう、という気分になる事請け合いの一冊である!

  • 世界を創世するという、作家かTRPGのGMにしか味わえない愉悦。その一部だけでも手取り足取り教えてくれる。何かを創りたくてたまらない、頭の中を異世界設定が渦巻く時期には本書を手に取って損は無い。

  • 地形だけでなく、城や街などのシンボルから細かいアイコンやフレームの描き方まで説明してあり、色塗りも載っている。見ているだけで楽しい。

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