「脱メタボ」に騙されるな (新書y 201)

  • 洋泉社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862483225

感想・レビュー・書評

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  • 物事は一面だけを見ては駄目でいろんな角度から見なければいけないですね!私はこれまでお医者さんの言われることは正しい・守らなければという感覚が中心でした。いろんな本を読んだり、話を聞いたりすると、180度違うこともあり、自分がしっかりすること、自分が決断することが大切と思ってます!①コレステロール低下剤や血圧降下剤は軽々に服用してはいけないと感じました。免疫力が下がり感染症、がん、筋肉傷害、神経障害に。②成人病から生活習慣病へは個人責任論への転嫁③現代の医学は「病気対応」から「リスク対応」へ。

  • 目からウロコ。良本。
    ただ単に、国の言うことを聞いているだけじゃあ駄目なんだなぁ。
    まぁ腹囲に関しては、当初からかなり疑いの目がむけられてましたけどね。

  • [ 内容 ]
    健康が国民の“義務”となった健康至上主義社会の中、リスクを目に見えるウエストにした巧妙な仕掛けと、無責任に煽り、国の片棒を担いだメディアのおかげですっかり市民権を得た日本のメタボリックシンドローム。
    ところがその実体は、でたらめだらけの欠陥商品。
    世界からは相手にされず、特定健診は自治体の支持が得られず、基準の基になったデータには捏造の疑惑も。
    孤立した日本のメタボ対策は、健康被害を生み、保健行政を破壊し、病人を排除するだけだ!
    「健康な人」を「病人」にするメタボの仕掛けと狙いを暴く。

    [ 目次 ]
    第1部 メタボ基準の非科学性と罪業を暴く(不可解なメタボ基準 ちょっと太めでコレステロール高めが長生き 本当の「危険」は薬剤にある)
    第2部 メタボ健診は病んだ厚生行政の産物だ(「メタボ健診」をめぐる噂の真相 矛盾だらけのメタボ健診 目的は国民の健康より医療費削減)
    第3部 メタボ概念を取り巻く社会の“思惑”(“ヘルシズム”とメタボの流行 “近代医学”がみる“病気”の概念 “国家”が創作する病い)

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著者プロフィール

2022年2月現在
龍谷大学社会学部客員教授

「2022年 『病と健康をめぐるせめぎあい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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