- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862484307
感想・レビュー・書評
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まずは公的保障をきちんと把握してそれを補う形で民間の保険を考える。
保険に加入するならいつまで保障が必要なのかということと支払い総額を計算することが大切である。
保険は掛け捨てで必要最低限の加入にし、浮いた分の保険料は現金で貯蓄すると割り切った方が合理的。
保険の運用利回りは経費が引かれた後のお金が運用されるので貯金の運用利回りとは意味が異なる。
つまり同じ利回りならば貯金の方が良いということ。
子ども1人当たり、死亡保障は1000万円程度を目安とする。
著書ではライフネット生命を例に出している。
ちょうど保険の見直しを考えているがやはり今の僕は入り過ぎている気がする。もっと公的保障や自分の貯蓄等トータルに考えなければならない。
読みやすい著書で参考になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
保険の仕組みを具体的な数字で説明してくれるので、必要かどうかがわかりやすい。 毎月の保険料から計算すれば簡単にわかることだけど、実際に計算してみたりはしないので、このように代わりに計算してくれると楽に理解できる。 ただ「生命保険のカラクリ」を読んだ後だったので、新しく得られた情報は少なかった。どちらの本も保険の本質を教えてくれるという意味で良書といえる。
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保険は宝くじ。貯蓄があれば、保険は要らない!公的健康保険は手厚い。保険の利回りは低い。転換で得したように見せる。分かりやすい言葉でバッサバッサと斬る本。
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公的保障で何とかなりそうなのかも、と思った。そうだよね。高い国民健康保険払ってるし…。
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まあ、そんなに目新しい情報もなく、やっぱり掛け捨て型の死亡保険にさえ入っとけばオッケーだな、っていう思いを強くしたくらい。ただ、最終章にまとめられている、ケース別オススメ保険のところは役に立つかも。
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とてもわかりやすい。著者は元を取る取らないという視点なので、いざという時の保険という考えが薄い気がする
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非公開
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・国民皆保険制度の利用。高額医療費制度は、ひと月約9万円、3ヶ月払うと翌月からはさらに半額になる。夫婦で合算できる。「先進医療」と「障害年金」。
・医療保険は、30日や60日といった上限がある。実際に必要になるのはそこからなのに。
・3大疾病。保険会社のドル箱。がん保険もそうだが、子宮がんは「上皮癌」として対象外だったりする。また「告知」の問題から、生前には払われないことが多い(告知するのかしないのかはある程度はっきりさせておくべき)。脳卒中などは「倒れてから、働けない状態が60日以上続く」などの条件があり、ほとんどの人が該当しない。
・終身保険は、払い続けていると、あるところで、「今後入院して支払われる保険金」よりも「今後支払い続ける保険料」の萌芽高くなるという逆転現象が起きる。
・「養老保険」をはじめとする貯蓄型保険は、あまりに利回りが安すぎるのでこれから入るのはまったくおすすめできないし、これまでのものも90年代なかばまでのもの以外は大概おかしい。 -
公的保険を基本に足りない部分を民間の保険でカバーする考え方を解く。貯金50万円あれば病気をしてもなんとかなる。余った金は保険ではなく、貯金せよ。業界で初めて付加保険料を開示したライフネット生命を高く評価。