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- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862492708
作品紹介・あらすじ
『正法眼蔵』『普勧坐禅儀』『正法眼蔵随聞記』などから選んだ道元
禅師の百の言葉を手がかりにして、道元の生涯をたどりつつ、「生活
禅」を確立したその悟りの思想を学ぶ。
感想・レビュー・書評
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曹洞宗の本山、永平寺で買い求めた道元禅師が伝えた教えを100話でまとめている。
内容は説法の1句とその解説を道元禅師の出家~入滅に至る時系列に関連させて書いており興味深いのだが、説法が当時のまま(?)記載されていて訳が無く、そのまま説明に入るのでちょっと全体的に分かりにくかった。
それでも多くの句が代表著作である正法眼蔵から引用され、道元禅師の雰囲気を感じることは出来る。
いいなと思ったこと
・修行を手段と見、悟りを目的とみると二つが別物になってしまう。喜びの上で、それを確かめる実践なのである
・死を直接体験した人は、自分のためでなく、大切な家族、友人、恋人のために尽くし、後悔ないようにしたいという考えが多くなる
・喜心、老心、大心
・生を丁寧に生き、死を丁寧に生きる
・四摂法
・人のために仏法を説くことは、人に理解させることと自分がより深く受け取る悟りが同時に成立している詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ピッタリ100話にするのは難しかったろうに。著者を敬服
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