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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862573490
作品紹介・あらすじ
対立・衝突を超越する真の強さ・人生の糧となる「道」の豊かさ。世界で共感される合気道の哲学を宗家・植芝守央道主が説き明かす。
感想・レビュー・書評
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護身とは戦うことではなく危険に近づかないこと、個性は基本の結果として自然に出るもの、素直に愉快に稽古することなど、世代交代と継承など、言語化による学びは多かった。
一方、調和を重視し、思想的にも保守的であることは、良くも悪くも日本らしさを感じ、現代の生活に役立つ武道であるべきという理念からはやや離れつつあるようにも思う。道主の今後の舵取りに期待したい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吉祥丸先生の『合気道のこころ』と比べると、文字が大きく、読みやすい。現道主・植芝守央先生のお人柄が伝わってくる書籍でした。
「教える」のではなく、良いものを「示し」「導く」。
指導者のあり方や学ぶ側の姿勢は、何度も読み返すことになると思います。 -
合気道三代目道主である植芝守央が書く合気道の歴史。
世襲というものは継ぐ者にとっては半端じゃない重圧となることは想像に難くない。
ましてや合気道のような大組織ならなおさらです。
道主だから書けること、そして道主だから書けないこともあるとは思いますが客観的に、そして丁寧に言葉を選んで書かれた内容はとても好感が持てました。
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