- Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862638564
感想・レビュー・書評
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やっぱり草間さんの世界は独特。好きだー。読んでてその世界観に引き込まれる。
この作品は主カプ2人で進んでるわけじゃないのがなんとも…!脇が脇じゃなく感じる。ある意味主役というか。スピンオフとかじゃないからかもしれないけど。いろんな意味で素直な花城が好きですv
隠してることが気になる。続き気になる・・・!続き気長に待ちまする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
だいすきな作品。
恋文を巡って複雑に絡み合う4人の恋愛模様が実に面白いです。
大学生の廣瀬は、出版社社長花城と出逢い、恋に堕ち、花城の方でも廣瀬に惹かれます。しかし、その花城を心憎く想う社員の澤は、廣瀬に渡せない恋文を綴った有原と偶然出逢い、身体の関係を持ちます。この四角関係がとてもよい!
特に、お互いに報われない想いを抱いている澤と有原、ふたりの関係から目が離せません。 -
草間さかえさん、本当に大好きです。絵が素敵です。花城さんのビジュアルがほんとに好きで…。話の時代背景もいいですよね、昭和初期。レトロな建物と、戦後のざわめきと赤線地帯の隠微なかんじ。草間さんの、何もかもを説明しない話の展開の仕方も好きなんです。どういうことだろう、なんだろう、って疑問を持ちながら読んでいって、あとから「こういうことだったのか~」って閃けるのが好き。多くを説明しない感じがいい。そして体の線の書き方も好きです。とにかく好みです。
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良かった! レトロな世界での率直な男同士のやり取りが雰囲気あってよい。そしてやっぱりこの人の絵が好きだなー。
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2010-10-8
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草間さんの挿絵が好きなので…ということで初読み。『やぎさん郵便』が気になっていたので始まりの話が収録されていたこちらから。
多分、カップリングが思っていたような感じじゃなかったのか、あまり惹かれなかった。特にやぎさん郵便の鬼畜眼鏡っぽい、人の弱みに付け込む系の攻が苦手なので如何とも。マッチ売りのカプややぎさんの受は好みなので残念。続きを読めばまた違う感想になるかもしれないけど、そこまではいいかな。 -
舞台は終戦後の日本。渡せなかった恋文から始まる四人の男の恋模様。
草間さんの絵は色っぽいなぁと再確認。
片想い萌え、関係性萌えが詰まっててたまらなかったです。
受けがビッチくさいのもポイント高い。
この四人の運命がどうなるのか気になるので、続刊の「やぎさん郵便」も買おうと思いました。 -
表題作は、裕福なのにトラウマ持ちで特殊な性向ゆえにマッチ売り=街娼に立つ花城と、偶然彼が出逢ったお人よしで素直な学生・廣瀬のラブストーリー。
続編の「やぎさん郵便」1~8 話も収録。マッチ売りで廣瀬が友人・有原に返そうとしていた半分のラブレターをめぐって、花城の部下・澤と有原も加わった複雑な四角関係が始まります。 -
薦められて読みましたが面白い!
冒頭のトンネルのシーンだけで心掴まれました。終戦後という時代感も好きです。絵のタッチもその時代の雰囲気に合ってますよね。
我侭なようで繊細?浮世離れしてるようでしっかり者のような…そんな社長のキャラが好きなのでこのカップルがうまくいくといいな。