「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

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  • 総合法令出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862800954

感想・レビュー・書評

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  • 良い本ってこういうこと。あまり本を読まない人も、読書好きも、ぜひ出会って欲しい1冊だと感じました。たくさんの人が、この本に出会えますように。

  • 単純明解な大人のファンタジー絵本のように思われたが、実際は、人間の心理を突く喜多川泰ワールドに、いつの間にか引き込まれていった。
    〜考えなければならないのは、どうやって自分の欲しいものを手に入れるかではない。どうしてそれを手に入れなければならないかである。〜
    物質的なものを手に入れて幸福になったとしても、その幸せは手に入れた瞬間がピークであり、また新しい物欲がでてくる、の繰り返し。幸福の本質とは、根底に人との繋がりがあり、自分の行動からの幸せの波及効果によるものではないか。
    調べたところ実際にある本屋さんをモデルされたとのこと。喜多川泰さんの本で初めて読んだ本が、この本で良かった。

  • 実際にある本屋さんをもとに書かれた話だそうですが・・・

    実家の小さな本屋を継いだ男性に憑いている「福の神」が見た世界の話。

    福の神が憑く人の条件は

    人知れずいいことをする
    他人の成功を心から祝福する
    どんな人に対しても愛をもって接する

    こういう人には試練を与えると成長できる。
    そして福の神は、試練と共に「人のご縁」を運ぶ

    でしょうか。

  • 「運転者」も良かったが、これもよかった。
    手に入れたいものがある時、どうやって手に入れるかではなく、どうしてそれを手にしないといけないのか?
    ちゃんと理由づけをしているか?
    つい方法を考えて、損得で決めてしまうので心にチクチクきた。
    人間関係についても書いてあって、いろいろ考えさせられた。

  • 全て自分から発せられるものは、必ず自分の元に帰ってくる。

    今、目の前の人に興味を持つ。そして、自分ができる全ての感覚を持って友達になろうとする。

    人知れず他の人に為になるいいことをする。
    他人の成功を心から祝福する。
    どんな人に対しても愛を持って接する。


  •  ここ21年過ごしてきてよかった行動、よくなかった行動が一気に頭を横切った。後者の行動が横切るたびに後悔や惨めさ現れる。このような行動があるからこそ心に刺さる本であった。今更後悔しても取り返しのつかないことであるが、同じ状況になった時必ずいい行動ができる自信がついた。
     サブタイトルにある3つの習慣は本当に大切な考え方で、これを無意識のうちにできる人間の心は大きすぎる。もっと自分の前現れてくれる人の人生に関心を持ち心を許せる友達を作っていきたい。

  • 自分用

    『福の神様』自分のそばにはいるかな

    ・目の前にいる人に、心から興味を持つ
    ・私が興味を持っているのはあなたの財布の中身だ❌
    →いい気分になる人はいない
    ・どんなにそのときに自分にとって都合の悪いことが起こっていても、自分に挑戦する勇気を与える人に囲まれているときが人生において最高にツイているとき
    ◎豊かさとは心の状態でしかない
    ・自らの生きる目的を持ったとき、手に入れるもの全てがそれを実現するための道具になる。
    ・病気にならない人を増やすことが大事

    この一冊は、自分の中のベストセラーだ
    そしてもう一つ分かったことがある。
    喜多川泰さんの考え方が本当の自分に気づかせてくれた。この人の考えが好きで、自分に合っている気がする。

  • 毎回、ストーリーの切り口の多様さに唸らされる、喜多川泰さんの作品。
    この作品は、ある男性に取り憑いた福の神目線で書かれたお話である。

    本編を読み進めながら、「これは、ノンフィクションでは?筆者の実体験ではなかろうか?」と、おこがましく想像しながら読み進めさせていただいた。

    ・ 人知れず他の人のためになるいいことをする
    ・ 他人の成功を心から祝福する
    ・ どんな人に対しても愛をもって接する

    いろいろな書物で、いろいろな表現の仕方で、先人たちが大事な生き方として伝えられてきたことではないかと感じた。


    驚きとともに、嬉しさを感じたことが、ひとつ。
    あとがきを読んだときに。
    筆者が、多くの「成幸者」が増えることを心から期待している、という一文を書いていらっしゃった。
    少し前に、自分の生き方・使命などを自分なりに考えていたときに、
    「幸せに成るもの、幸せを成すもの、成幸者を目指す」
    みたいな言葉が思い浮かんだ。
    あー、この本と、繋がったー!
    と思えた瞬間。素直に喜びを感じた。

    また、他の人に勧めたい喜多川作品がひとつ増えた。

  • お金儲けよりお客のことを真剣に考える。それはいいことだと思うけど、現実には難しいのではないか。お客の数を増やせば売り上げが増えると考えることは、経営学的な考え。お客の財布だけに興味があると。相手を喜ばせることでその対価としてお金を得るのは確かだが、純粋にお金を増やすことだけが目標なら、一人一人の顧客に気を使うより、より効率よくお金を増やす方法があるのでは。しかし、そうは言っても、本の内容にはとても感動した。自分には決して実現できないことだが。

  • 胸が熱くなって涙が出ました。
    私も人を幸せにすることができるだろうかと真剣に考えさせられました。

著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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