カワイイ社会・学: 成熟の先をデザインする

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  • 関西学院大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862832016

感想・レビュー・書評

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  • 何気なく使う“かわいい”という言葉を多様な切り口から捉えて整理している内容。

    未成熟なものを肯定的に捉える“かわいい”と
    スマートさと軽やかさ、キャラ立ちを併せもつ“カワイイ”のそれぞれの解釈は面白いと思いました。

    特に、数十年前まで当たり前だった重厚長大で権威的な建築家の設計した建物に対し、近年隈研吾やSANAAに代表されるような相反する“弱さ”や“軽さ”のある建物がSNSで話題だったり建築に興味の無い人でも見に行ったりするのが腑に落ちました。

  • デザイン(絵画、建築、鉄道、クルマ)から見たカワイイ

  • 361.5||Ku

  • かわいいという感覚はよくわからない。

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著者プロフィール

1967 年、徳島県生まれ。龍谷大学教授。専門は文化社会学。著書に『中高生の社会化とネットワーク』(ミネルヴァ書房)、『カワイイ社会・学』(第25回橋本峰雄賞、関西学院大学出版会)、共編著に『無印都市の社会学』(法律文化社)、『〈オトコの育児〉の社会学』(ミネルヴァ書房)などがある。現在、7歳の息子と2 歳の娘の子育てまっただ中。

「2021年 『46歳で父になった社会学者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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