アジア多情食堂 (わたしの旅ブックス)

著者 :
  • 産業編集センター
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本棚登録 : 93
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863113534

作品紹介・あらすじ

50代から60代にかけて、アジアの国々を訪ね歩いた著者の旅紀行。中国、韓国、台湾といった隣国から、タイ、ラオス、ベトナム、インドなど、計11ヵ国を縦横無尽に駆け巡った旅の記録。気の向くままにぶらりと日本を出て、持ち前の行動力と好奇心でアジアの街を歩く。現地の人々とのふれあいや美味しい食事との出会いのほか、その国の歴史や文化を著者独自の視点で考察したユニークな旅の記録。時に旅情豊かに、時に舌鋒鋭く描かれる森まゆみならではの旅を味わえる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を
    創刊された方
    他にも歴史的建造物に造詣がふかいので
    旅日記になかでも
    建物についての知識が面白い
    その反面
    ちょっと失礼かもしれないが
    いい意味で おばちゃん力があって
    ずけずけっと行く感じがいい(笑)

  • パワフルでエネルギッシュな旅の記録。アジアごはんが食べたくなる。

  • ディープなアジア旅を日記風に書いてある。読者を意識してと言うより、本人の為だけの覚え書きの様で読みにくかった。
    こんな場所があったのかと言う気付きも多少はあったが現地の友人とかの案内だったりだから行ってみたいとそそられるモノもなかった。

  • アジア11ヵ国の旅日記。
    感情がストレートな文章。
    多くのアジアの国々をフットワーク軽く旅されていて、行動力かっこいいな。

    行きたいな、いつか行こうで終わらせていたらいけないな〜。
    行動しないと。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00565500

  • コロナで出掛けなくなったら、旅行面倒くさいマンになってしまって、ホントにどこも行かなくなってしまい。
    紀行なんて今まで読んだことなかったけど、何となく読んてみた。
    食事中心で、食事には興味ないけど、身近な話題だから読みやすかった。
    アジアも好きだし。

  • アジア各国の食事の記憶と旅の記録。著者ならではの視点と交流により、いわゆる観光だけではない旅の魅力が伝わる。後半の旅日誌はそもそも自身の記録として綴られていたようで私的な内容である。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00639012

    50代から60代にかけて、アジアの国々を訪ね歩いた著者の旅紀行。中国、韓国、台湾といった隣国から、タイ、ラオス、ベトナム、インドなど、計11ヵ国を縦横無尽に駆け巡った旅の記録。気の向くままにぶらりと日本を出て、持ち前の行動力と好奇心でアジアの街を歩く。現地の人々とのふれあいや美味しい食事との出会いのほか、その国の歴史や文化を著者独自の視点で考察したユニークな旅の記録。時に旅情豊かに、時に舌鋒鋭く描かれる森まゆみならではの旅を味わえる一冊。(出版社HPより)

  • あとがきに「市場に行き、町の食堂で食べ、なるべくこぢんまりした宿に泊まった。(247頁)」とあり、良いもの、おいしいもの、快適な場所にたどり着くまでの交通手段の選択を含めたいきさつは読んでいておもしろいです。どんどん通貨の換算に慣れ、安い高いに敏感になる点も。台湾の虱目魚(サバヒー)は漢字を見て避けていましたが、おかゆに丸のまま入れるような大衆魚のようで機会があれば次は口にしたいと思います。

  • 2008年以降、アジアのあちこちの旅の記録。深掘りはせず、食べるもの泊まるところで会った人見とれた景色など、淡々と日記風につづられて、楽しい。メモがわりに旅先から自分に送っているメールを編集したそうな。その手があったか! これからやろかな。
    書店でふと見つけて買ってみたらばサイン本。うれしいな

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著者プロフィール

1954年生まれ。中学生の時に大杉栄や伊藤野枝、林芙美子を知り、アナキズムに関心を持つ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。
その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(ちくま文庫)が生まれ、その後『鷗外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(集英社文庫)、『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞受賞)、『暗い時代の人々』『谷根千のイロハ』『聖子』(亜紀書房)、『子規の音』(新潮文庫)などを送り出している。
近著に『路上のポルトレ』(羽鳥書店)、『しごと放浪記』(集英社インターナショナル)、『京都府案内』(世界思想社)がある。数々の震災復興建築の保存にもかかわってきた。

「2023年 『聞き書き・関東大震災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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