空の冒険 (翼の王国books)

著者 :
  • 木楽舎
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本棚登録 : 386
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240285

感想・レビュー・書評

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  • 小説はよく分からないものが多く難しかった。エッセイは楽しかった。2年分溜まったアップグレードポイントを消される前に使わないと。

  • やっぱり吉田修一は最高やわ!

  • ANAに連載されていた吉田さんのエッセイ。旅行、国内旅行について書かれていて吉田さんの考えている事とか、旅の楽しみとか。

  • 空に近いから、願い事も叶いやすい。

    横道よのすけ、悪人の作者

  • 私は飛行機が苦手なのだが、それでも目的地に到着してタラップに一歩を踏み出す瞬間の高揚感はとても好きだ。

    未知の場所へ向かう前に感じるほんの少しの心細さとその何倍も大きな期待や希望、そういったわくわく感が詰まってる1冊。

    読み終わり、今ものすごくどこかへ行きたい気分。旅にでたい。行った事のない場所へ行きたい。で、空港や飛行機の中でまっさらな気持ちでもう1回これを読みたい。

  • 短編は一つ一つが短かすぎる感がある。
    もっと読みたいのに。

    後半のエッセイのほうが良かったかも。
    「悪人」読んだことあるからかもしれないけど、最後で少しウルウルした。

  • 短編小説とエッセイの二部構成、とても読みやすくて一気に読了。ANAの機内誌での連載とのことで、テーマは「旅」。ほんのちょっとの非日常を求めるのにちょうどいいなと思った。
    短編はどのストーリーも日常の一瞬を切り取ったものだが、そこから登場人物のそれまでの歩みがほんのり透けて見える。その「ほんのり」加減が見事。ああ、もうちょっとその先を知りたいと思ってしまうことしばしばだったが、あえて先を読み手に想像させるような終え方にしてるのかなと。
    エッセイも面白い!品のよいユーモアが吉田さんらしく、彼の旅エピソードは素朴で微笑ましい。

  • ANAの機関誌「翼の王国」に掲載された短編集。どれもあっさり読めてよかったが、「女が階段を上る時」が一番好き。後半は吉田さんの空の冒険エッセイだった。「悪人」が読みたくなり、映画も見たくなった。

  • 20110414

  • 短編集。さらりと読めます。
    『悪人』の舞台になった場所を訪ねた旅のエッセーがとくによかった。

著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

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