ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 3-2 (ハリー・ポッター文庫)

  • 静山社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863891654

作品紹介・あらすじ

「今夜、召使いがご主人様のもとに馳せ参じるであろう」。予言は何を意味するのか。父を裏切り、闇の帝王に両親を殺させるよう仕向けたのは誰か。思わぬ展開で語られる両親の死の真実。意外な真犯人の隠れ場所。暴かれる「闇の魔術」の教師の真実。迫りくる名付け親の危機に、ハリーは渾身の力を発揮する…。

感想・レビュー・書評

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  • 超素敵な終わり方だった!!!
    なんでこんな素敵な本をもっと早く読まなかったんだろう、と思ったが、よくよく思い返したらハードカバー発売の当時、読んでいたはずである。
    その時も感激しすぎて、早く忘れてまた読みたい!と思って興奮していたのを思い出した。

    映画版にはない、シリウスの最後のプレゼント。
    採用しなかったことに心から感謝したい。

    また記憶を消したいので、詳細は書かない。

  • ハリーポッターの小説としての素晴らしさを全て語ったら、きっと夜が明けるだろう。(感想は明日書こうと思っていたのに、読み終わっていたらいてもたってもいられなかった。)

    掴みがいい、展開がいい、オチが素晴らしい。キャラが超絶魅力的、台詞回しが最高、悲しいシーンもあるけれど、素敵なシーンはその何倍もある。

    そして作品を追うごとにその物語が好きになっていく。アズカバンの囚人は、前の2作よりも結構重めだったけど、ハリーの事を知る上でとっても重要。悲しくなることも沢山あったけど、とっても心温まる作品だと思った。

    色々とあれ?これは?って思ったところはあるけれど、それはまぁ目をつぶって。
    今はもうハリーポッターのとりこ。魔法を唱えたいしファイアーボルトに乗りたい。フクロウだって飼いたいし、やりたいことだらけだ。ここから先、多分辛い展開が増えていくけれど、それでも最後まで読みたいと思う。

  • 小学生の時ハードカバー読んで、
    ワームテールとピーターが全然一致してなかったけど、やっと全て繋がったって感じ。小学生の頃の理解力のなさw

    もともと仲の良かったハリーのお父さんとシリウスと、ルーピンとピーター。ピーターがシリウスに罪をなすり付けて、しかもロンのネズミとなって近くにいたとはって感じ〜、、
    めっちゃ気持ち悪いじゃん笑


    忍びの地図がお父さんたちが作ったやつって、前読んでるはずなのに初めて読んでる感じだった。記憶力皆無。ウィーズリー家がエジプト旅行当てたっていう伏線も意外と回収されてて前読んだ時より理解出来ること多くて面白かった!

  • 携帯版を読んだときにも思いましたが、私はハリーポッター
    シリーズの中で、この話が一番好きです。

    「なんでこの人は、こんなことを…?」とか「なんでこんな
    描写(主にクルックシャンクスとスキャバーズについて)
    がしつこく出てくるんだろう…?」
    と読みながら疑問に思っていたことが、最後に「そうだったのかー!」
    とわかるスッキリさ加減。

    そして、仲間には囲まれているけれど、本当は孤独な少年
    ハリーに、「保護者」と呼ぶにふさわしい人が現れた喜び。

    それにしても作者は、一体どのくらいまで話の筋を考えてから
    「賢者の石」を書き始めたのでしょうか……。
    だってスキャバーズって、その頃から出てきてなかったっけ?

    ただ、ただ私が唯一ハリーポッターで嫌なのは、
    クィディッチの試合の実況。
    リー・ジョーダンもグリフィンドールの生徒だから、
    そっちに肩入れするのは仕方がないんだろうけど、
    それにしたってグリフィンドール持ち上げすぎ、
    スリザリンをこき下ろしすぎじゃない?
    スリザリン寮の生徒って、そんなに非難されてしかるべき
    人間ばっかりの集合体なのかなぁ?
    傲慢で狡猾で…とか、性格に難あり、みたいな子ばっかりなの?

    • なめこさん
      こんばんわ(#^^#)
      私も。。このお話好きです!

      >ハリーに、「保護者」と呼ぶにふさわしい人が現れた喜び。

      最初はどう...
      こんばんわ(#^^#)
      私も。。このお話好きです!

      >ハリーに、「保護者」と呼ぶにふさわしい人が現れた喜び。

      最初はどうなることかとハラハラドキドキしましたが、良かったですよね(ノω・、) ウゥ・・

      いつか一緒に暮らすことが出来たらどんなにいいかと思います!
      ハリーに打ち明ける場面好きです。。!

      最後…みんなを救う場面はもう感動しました。。


      >だってスキャバーズって、その頃から出てきてなかったっけ?

      出てましたよね!
      ずっと一緒に過ごしていたから、

      逃げてしまったから
      ハリー達がこれまで起きたこと聞いたことを、
      スパイみたいにあの人に教えるんじゃないかと、これからちょっと心配ですね(^_^;)

      謎が解けたときは私も驚きでした。。
      一緒に推理しているような不思議な気持ちになりました////

      >それにしても作者は、一体どのくらいまで話の筋を考えてから
      「賢者の石」を書き始めたのでしょうか……。

      その時点でもう箇条書きでラストのストーリーまで出来上がっていて、構成を練って作ったのでしょうか??

      本当はどうなのか私も気になります!
      凄いですよね!!
      読むたびに物語に引き込まれていきます。
      ハリーポッターマジックですね♡

      全て読んで、また読み返したらもっと面白くなりそうですね♪


      >クィディッチの試合の実況。
      私も気になりました……。
      ファイアボルトの連呼は少し言い過ぎかなと思いました。。

      盛り上げようとするのは分かるのですが(笑)

      そんなにスリザリンのこと悪く言わなくても…って思います(^_^;)
      マルフォイはちょっと苦手だなと思いますが、他の生徒は中には良い人もいるのでは?と思います!
      スリザリン寮、他の寮もどんな日常を送っているのか
      つい覗いてみたくなりますね(#^^#)

      長くなってしまいすみません。。
      おやすみなさい(#^^#)
      2014/02/28
  • 物語が加速していく…
    エクスペクトパトローナム!
    牡鹿のプロングス。
    タイムターナーのくだりにドキドキワクワクする。

    絆。
    清々しい読了感。

    リアルタイムで読んでいたときと違って、続けて一気読みできるのが嬉しい。

  • 過去、ハードで読んだ中で一番好きだったアズカバン読了。入学してからいつも何かとトラブルに巻き込まれるハリー達。なかなか愉快な学校生活を送っているなぁ、と。ただ自分の身に起きることを考えると、ハリー達とは一緒の時期に行きたくはないような。改めて読み直してもとても面白かった。特に、物語が解決に向けて進む、下巻の後半からは怒涛の面白さなので、ぜひ読んだことがない人にも読んでもらいたい。一つ気になったのは、最後の解説、かなり物語の確信に触れるネタバレになっていたこと。何故そのまま掲載してしまったのか…。

  • 名付け親は、偉大だなと思った。ダーズリー家は信用できない。

    素敵な授業をしてくれたリーマス・ルーピン先生を失うのは辛かったけど、少なくとも彼はハリーに重要な事を教えてくれたと思う。

  • ペティグリューを魔法でもっと逃げられないようにしておけたのでは?と思ってしまった。勿体ない。

  • 購入

  •  黒い犬の真実、アズカバンの囚人の真実、ハリーの父の真実。
    次第に明かされそれぞれの真実に、少しずつ温かいものを感じてしまう。
    最終的にすべての人たちに、それら全てを伝えることはできなかったものの、誰も不幸にならない終幕は、本当によかったと思える。

    一つだけ言えることは、やっぱりハリーはいたずらっ子過ぎて、僕とは性格があわなそうだということ。

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著者プロフィール

J.K.ローリングは、記録的ベストセラーであり多数の賞を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズの著者。世界中で愛読された本シリーズは、これまで累計5億部以上を売り上げ、80カ国語に翻訳された。8部作の映画は大ヒットを記録。著者は『幻の動物とその生息地』に着想を得て、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を執筆。この作品を皮切りとして、5部作の映画シリーズの公開が始まった。J.K.ローリングはまた、『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』の舞台も手掛けている。この作品は、2016年夏にロンドンのウェストエンドで初演され、2018年春にはブロードウェーでも上演された。2012年、J.K.ローリングはウェブサイト〈ポッターモア〉を開設。このサイトでは様々なコンテンツや記事、J.K.ローリングによる書下ろし作品を楽しむことができる。他、一般書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』を執筆したほか、ロバート・ガルブレイスのペンネームで犯罪小説を発表している。これまで、大英帝国勲章、レジオンドヌール勲章、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、いくつもの賞を受賞してきた。

「2020年 『イッカボッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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