- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863893450
作品紹介・あらすじ
「あんなことができたらなぁ」「こんな力があればなぁ」と深ぁいため息をついた悩める子供のもとに、どこからともなくあらわれて、不思議な力を貸してくれる、その男の名は「もののけ屋」。赤と白のド派手な着物と極彩色の羽織には、何やら怪しくうごめく影。さぁ、この男に会えたあなたは大ラッキー? それとも……。(小学校中学年より)
感想・レビュー・書評
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うーむ、銭天堂や十年屋程のひねりがなく、ちょっと残念。似たような発想の中でどう独自性、意外性を生み出すかがポイントでしょうが、流石に似たような感じになるし、最後が悲惨。
子どもたちはどう感じているのだろうか。妖怪物は受けるのかなあ。
シリーズ物だが今後は読まない。2ヵ所の図書館を利用中ですが、片方のにこれが収録されていないのが肯けます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あっという間に読み終わった、おもしろかった!表紙の絵の印象とはちがったもののけ屋さんのキャラクターが良い。
どのお話もよかったけれど、やっぱり相手は妖怪。欲に忠実に従うとよくない。廣嶋さんのシリーズは人間の強欲さについて考えさせられるけど、きちんと決まりや約束を守れば良い結果が待ってるんだよな。でもなかなか難しいんだろうな。 -
話が区切られていたので、話が分かりやすかったです!
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最初の巻は子どもたちは妖怪に食べられる話だけど描写が柔らかくてグリム童話に比べたら読みやすい。4巻で終わりだから人気なかったのかな??
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なんか読みたいけど自己啓発本や文芸書みたいな分量あって頭も使うのは読みたくなくて、簡単にサクッと読めると言ったら児童書がマイルドに読めていいよねって思って読み始める。
児童書読んでて気づいたけど、文庫本よりちょっと大きいサイズだから、字が大きくて文字を読むのも楽だ〜。
もののけ屋の設定に最初ビックリしたけど直ぐに慣れたwww
マイルドに読みたい私にピッタリの6篇収録。4冊全巻図書で借りたけど、単発なのか続き物なのか気になる。まったり読もっと。 -
「青足」、「筆鬼」、「ふた口」、「夜叉蜘蛛」、「遊児」の5編。
子供たちにもののけを貸すもののけ屋。
見た目は男だけど、喋り方は女。
オネェっぽい感じ。
百鬼夜行の羽織でもののけたちを連れていて、必要に応じて貸し出したり、新しい仲間を迎えたり。
1つ1つの話がかなり短くさらっと読める。
契約を守らないと身を滅ぼす結末に。
夜叉蜘蛛には怨魚、遊児には百雷も登場。 -
悩める子供のもとに現れ、不思議な力を貸してくれる、その男の名は「もののけ屋」。出会えたらラッキー? それとも…。
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児童書版笑ゥせぇるすまん的な。ブラック。
心の隙間突かれまくり。
本当に、なんでみんな調子に乗っちゃうかね…。
簡単にはハッピーエンドにさせてくれないところは、高学年から中学生向けかもしれない。