ハリー・ポッターと呪いの子 第一部 <舞台脚本 愛蔵版> (静山社文庫)
- 静山社 (2021年7月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863896192
作品紹介・あらすじ
8番目の物語。
『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年が経ち、父親となったハリーが2人目の子どもをホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語です。ハリー・ポッターとして生きるのはもちろんたいへんなことだったのですが、その後のハリーも決して楽ではありません。今やハリーは、夫として、また3人の子を持つ父親として、魔法省の激務に押しつぶされそうな日々をすごしています。ハリーがすでにけりをつけたはずの過去と取り組まなければならない一方、次男のアルバスは、望んでもいない "ハリー 一家の伝説" という重圧と戦わなければなりません。
本書は、舞台脚本です。第一部には、ジョン・ティファニーとジャック・ソーンの対話が収録されています。
感想・レビュー・書評
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日本語訳が毎回ひどいので、読んでいる途中でいちいち違和感を覚えて気が散ってしまう。 そもそも原題は「the Cursed Child」なんだから「呪われた子」とすべきなのでは…とか思っていたが、、最終的に「呪いの子」とは誰のことなのかを考えると、いろんな含みを持たせる意図ならばそれも
アリかも?と思った。
ハリポタの素晴らしいところは、正義のヒーローや偉大な魔法使いと賞賛される者でも、決して完璧な人格者として描かないところ。 ダンブルドアもそうだが、大人になったハリーも必ずしも良き父親というわけではなく、息子と気持ちがすれ違って仲違いしたり、子供を守るために間違った行動をとることも。。終盤ではそれぞれのキャラクターの家族の絆が切なく、とりわけ嫌なやつだと思っていたドラコの家族愛も描かれていて面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第二部待ち