- Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863953925
感想・レビュー・書評
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非常に読みやすくメモを書きながら読みましたが、数十分間で読めました。
あくまで私個人の意見ですが、他の読書術を何冊も読んだせいか、読んでいて「やっぱそうだよね」と思うところはいくつもありましたが、新しいことは何も得られませんでした。
読書術の本であれば、他の本をオススメしたいです。
脱線が多いですが、そこで幸福の科学について書かれていたので、幸福の科学について知ることができたことは良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018/06/12読了
ご本人いわく「脱線」が多いが(ほんとうに多いが…)想像を絶する規模の巨大書庫を持つ大川先生の読書方法論。
(読書は何のために?)知的生産活動のために行うモノであり、アウトプットが伴ってはじめて意味がある、言い換えると「付加価値に転化しているかどうか」。作家や書き手が言いたいことを全部読み手がマスターする必要は無く「主観的な読書」で足りる。
(3回読み)1回読んで終わりのものもあり。2回目、3回目は色をかえたマーカー、以後付箋紙。
要するに「ここが要点である」というザッピングを最初にしているものと理解した。
(大川先生が知的興奮を覚える本)
一つは自分の考えと共振する本、二つ目は自分の考えと正反対の本。
(興味関心について)その領域に関心が持てる人は、その領域に関して才能やテイストがある人。色々と関心がわく人は、「そういう人」。
(インスピレーション)夜中にも付箋紙を枕元においておいて、真っ暗闇の中メモを取る。
※私も先日やってみたが、案外書ける。
大川先生のようには読めないかもしれないが、多読をする知識人は結局、字面一つ一つを追うことなく、ざっと見て自分に必要な知識をピックアップしていると解釈した。逆に、字面を追って読む私のような読み方は素人なのかもしれない。 -
「ワインとして5年、10年、30年寝かしているものもかなりある。」
「蜂は暗闇の中で蜜をつくる」
本をワインセラーように寝かせたり、思索を暗闇の中で熟成させるなど、知的生産にも秘伝の部分が大切だということが書かれていました。
多くの人のためになるように読書をしていく知的生活は、自分も他人も幸せにしていくので素晴らしいことだなあと思いました。 -
「大川総裁の蔵書はどうなっているんだろう?」以前から疑問に思っていたことが明らかにされているのだが、それは想像以上で、驚きの連続だ。その規模たるや別次元の話なので、逆にわくわくした気持ちで読み進めることができた。
1つホッとしたこと:「ザ・リバティ」は速読できない雑誌です。と言われていること。速読で冊数を伸ばすことだけでは、知識を構成していく力はつかないことを改めて学ぶことができた。
大人の読書力をつけるためにもオススメの一冊だ。