決定版ニッポンのグローバル人財教本

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864102483

感想・レビュー・書評

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  • グローバルという言葉を再定義し、
    日本企業におけるグローバル人財に求められる要件を論じる内容。

    よく見聞きする内容と大きく異なるため、理解しにくい面もあるが、
    書かれている内容はおおむね納得。
    日本人と現地人との役割等日本企業の抱える問題点も詳らかにしており、
    外国人とのコミュニケーション含め、色々考えさせられた。

    今後更にボーダレス化が進むであろう地球。
    将来に向け、改めて何をすべきか?考え直すきっかけになる本。

    多くの書籍からの引用も多く、また読みたい本が広がるのも良い。

  • 我々が漠然と思い描いているグローバル人財とは真の意味でのグローバルカンパニーで働く人財であって、日本の企業が必要としているグローバル人財ではないということ。MBAとっても、ビジネス留学してもそれは身につかない。
    今日本の企業が必要としているのは、グローバルの流れや空気を読めるリテラシーを持った人財。ボーダレスで働くというより、日本を土台として、外に出るか、引き返すか、戦場を決めれるか、ってこと。
    -企業のコンセプトを決める人
    -世界でのローカライズのオペレーションを作る人
    -現地でオペレーションを広める人
    こういった役割分担でタレントを育成する。

  • 宣伝色もあるけど皆最低限知っておいてほしいグローバリゼーションとはどういうことかという点。今またアジアに行かせようとしてるけど、それより国内を守るべき、国内に投資すべきに共感。

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著者プロフィール

株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役CEO。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に外務公務員Ⅰ種職員として入省。アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)などを歴任し、2005 年、外務省を自主退職。2007年、株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)を設立。2017年より国際商業会議所(ICC)G20 CEO AdvisoryGroupのメンバーを務める。2022年より学習院女子大学で教鞭を執る。『PAX JAPONICA The Resurrection of Japan 』を英国にて出版(2017年)。その他、日独英で著書・翻訳書多数。2023年に立教大学大学院人工知能科学研究科にて修士号取得。独自の手法により作成・提示する「未来シナリオ」は、大きな反響を呼んでいる。

「2023年 『図解でわかる! 2030年の未来予想図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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