これからの医療と介護のカタチ~超高齢社会を明るい未来にする10の提言~
- 日本医療企画 (2016年12月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864395168
感想・レビュー・書評
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これからは病院に頼らず、自宅でケアをする時代であることの必要性がとても分かりやすく書かれていた。
高齢者の『人生の最終章』を、いかにして幸せに生き抜けるよう手助けができるか?多方面で活躍すふプロたちとの対談、面白かったです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
超高齢社会では絶対に無視できない医療と介護。
ただ、医療と介護に私たちは何を求めているのだろう。と考えさせられた。
各方面とのトップランナーとの対談を通して描かれる今、そして未来について、共通していることは、私たちが未来をどう創っていくのかということ。
人間が生きることの全体像を捉えるためには、幅広い視野とそれぞれの専門家との協働が必要だ。 -
在宅医療を専門とする医師と、それを取り巻く幅広い分野の専門家との対談集。
沼津の認知症フォーラムで樋口直美さんがおすすめされていました。
◆本当の「健康寿命」を延伸するために、「自立」の定義を見直そう。
◆専門職自身も生活者としての自分を大切に生き、人間理解を深めよう。
◆制度リテラシーを高め、社会保障制度をしっかりと使いこなそう。
・山崎泰広さんの考える自立:自分のしたいことが、したい時に、自分でできること。
快適な車いすで自由に動き回れれば、元気に活動できる高齢者や障害者は増える。
・高瀬比左子さん:ケアマネジャーは自立を支援する「ケアプラン」を立てますが、自分自身の人生に向き合えず、前向きなビジョンを描けない人が他者の自立を支えるなど可能とは思えません。ヘルパーも同じです。
・山崎亮さん:(シャッター商店街の店主たちは)十分な年金をもらっていて、実はお店を閉めていても生活ができます。