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- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864880008
作品紹介・あらすじ
もっともらしさ、インテリ特有の権威主義、鈍感さへの抵抗。
感想・レビュー・書評
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戦後すぐを中心にした筆者の海外推理小説雑誌の編集者時代のことを小説風に記したもの。江戸川乱歩(本書の中では、氷川鬼道と仮名)との関係や、鬼道の経営する出版社での幹部たちの旧態的、あるいは、退廃的なやり方に嫌気を感じる様子など、を興味深く読んだ。江戸川乱歩といえば、怪人二十面相や、一種独特の異常系の小説の印象だったが、書けない時期や、編集者をしていた時期、才能はないが広告に興味があって関わりを持ち続けようとする姿など、新しい一面を見た。
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乱歩も苦労したわけか
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