- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865371635
作品紹介・あらすじ
待望の文庫化!
息切れ、めまい、もの忘れ、疲労感 …。
多くの人は40代を過ぎたころから体に異変を感じ、健康商品への出費が増え、そこに狙いをつけたメーカーが様々な不調に対応した商品を宣伝していきます。
しかし、実はその悩みの原因が、あなたが飲んでいる薬やサプリ、または実践している健康法のせいだったらどうでしょう ?
不調を治すためにやっていることが、実はすべて裏目に出ているとしたら ?
残念ながら、現代ではその可能性が否定できません。
優秀な科学者たちの研究により、有名な薬、サプリ、健康法でも深刻な副作用が少なくないことがわかってきたからです。
そこで本書は、科学的に信頼性が高い情報をもとに、注意して使うべき薬、飲んではいけないサプリ、実践すると逆効果な健康法、意味がない健康商品についてまとめました。
さらに最終章では、「何をすれば本当に健康になれるのかがわからない」という中高年や高齢者の方に向けて、科学的なガイドラインを紹介しています。
日々の暮らしに役立てていただければ、望外の喜びです。
感想・レビュー・書評
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普段の食べ物やサプリメントをデータから解説してくれた。売主の謳い文句ではなく、第三者の目線でメタデータをもとに現代社会に流行るものをズバズバと切り捨てていった。
薬、サプリメント、健康食品に対する考え方がガラリと変わる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
年に5000本の科学論文を読み続ける著者の情報量と、著者もかつてはサプリに頼り切った生活をして不調を感じていたことがきっかけで著作したその動機を信用して読んだ。
構成は、見直すべきサプリについて、危険な薬、6つの健康法の真偽、13の健康食品の真偽、結局何をすればいいのか、について書かれてある。
日に10種類近くのサプリを良いと思って利用していたが、効果の程も不明であったので見直すきっかけとなった。
効果の程が不明で、副作用の可能性もあるというならば摂る必要はないと言われればそうかもしれない。
健康産業がもっと科学的かつ客観的に精査ある実験を行っていないのに利用するのも確かにどうかなとも感じさせられた。
以前、オメガ3などのフィッシュオイルは酸化している、という記事を見た。この著書にも同じことが書かれている。
ただ、このサプリについては使用は続けるつもりだ。一時、缶詰を1缶食べ続けようとしたが、どうにも飽きがきた。かといってお刺身を買うのも高価だし、お魚を焼くのもなかなかの手間だ。なのでサプリ成分の酸化が少なそうな、熱を加え過ぎずに抽出して、尚且つビタミンCやEなど酸化防止成分を添加しているサプリを買うことにした。
全てを鵜呑みすることはないかもしれないが、一度考えてみることは大事だと思う。
詳細はメモへ。 -
なんとなく信じられている健康に関する誤った考えや常識をぶった斬った本。人気のサプリや健康法がいかに無意味か、又は、逆に危険さえあることを科学的な見地から述べている。
では結局何が健康に良いかというと①良い友人を作る、②カロリーの質にこだわる、③歩く。非常にシンプルで①以外は今日から始められる。不要なサプリの使用はこの本を読んでいる途中でやめました。 -
エビデンスに基づいて述べているので信頼できそう。
本文でも述べているがエビデンスレベルが高い順としてメタ解析→RCT→観察研究である。
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オカルトチックなエビデンスのないエセ医療やダイエット方法ではなく、信頼性の高い論文やデータを基にダメなサプリやダイエットなどをバッサバッサと切り捨てていく本。
結果、バランス良く健康的な食事を摂取することの大切さが分かる。
結論、良き友人を作り、カロリーの質に拘り、ウォーキングの習慣付けることが大切。 -
この手の本は、沢山出ているのだけと、つい手に、取って読んでしまう。
膝が痛くなり、やはり、これに効くと言うサプリメントや目が見えにくいと思い、これも同様に、……飲んでいたけど……
効き目が無いと、記載されると、服用を辞めてしまいそう。
グルテンフリーも、テニスのジョコビッチ氏の本を読んだリしたけど…
ついつい、通販番組を見ると、どれも効果があるような気にさせる。
最後は、歩く事が、健康に、一番効果があると記載されている。
しかし、バランスの悪くなった身体、 歩くのに、外反母趾、膝痛、などのボロくなった(?)身体に、毎日1万歩は、ハードルが高い!
その前に、靴の通販や靴の中敷きの販売に、目が行ってしまっている。(笑)
さてさて、何を信じるか、立ち止まらずに、歩いてみよう!
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アグリー
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専門家の意見は参考にするな。
その通りです