ティク・ナット・ハン マインドフルネスの教え―プラムヴィレッジ来日ツアー2015ドキュメントブック(CD付)

  • サンガ
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本棚登録 : 10
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865640274

作品紹介・あらすじ

NHK『こころの時代』で紹介され、注目を浴びるティク・ナット・ハン、彼の教えの神髄「マインドフルネス」が日本に伝わるその軌跡を完全収録!

感想・レビュー・書評

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  • マインドフルネスを実践推奨するティクナットハン プラムビレッジ僧侶団が昨年5月に来日した折に、富士山麓リトリートで2週間にわたる瞑想活動を行った際のレポートドキュメント。
    開催前からこの来日に注目しており、直前になって師が体調不良で来日できなくなったと知って、気を揉んでいました。

    来日を待っていた人々にとっては残念なことになりましたが、氏の弟子33名が集まって指導やプラクティスを行ったとのことで、マインドフルネスの教えが日本にも広まったことと思います。

    今回の富士山麓リトリートの体験記やマインドフルネス講演会のレポート、今回来日したシスター・モナスティックへのロングインタビュー、ヨーロッパ応用仏教研究所所長の寄稿、今回の活動のコアメンバーなどが掲載されています。

    瞑想というと、座って行う瞑想が連想されますが、ほかにもさまざまな瞑想方があると知歩く瞑想はまだわかりますが、食べる瞑想というのは意外でした。
    食べ物とすべての存在との関わり合い(インタービーイング)を知り、食卓を共にする家族の温かさを味わうことだそうです。
    幸福に感謝しながら頂く食事からは、さまざまな気付きをもらうことができるのだそうです。

    多忙でリトリートに参加できなかった人のために、ビジネスマン向けの一日瞑想会も開催されたとのこと。
    「みかんの瞑想」は、五感を意識して食べることだそうです。
    みかんを味わっている時には、自分自身がリアルに存在し、そのような気づきの状態では、全てを生き生きと感じることができ、それがマインドフルネスだと説きます。

    都内での活動記録も紹介されていました。
    文京区のシビックホールや、港区の増上寺のほか、キリスト教系の聖路加国際病院でもイベントが行われたとのことで、マインドフルネスは、今では宗教の壁を越えた大きな活動になっていると感じました。

  • [図書館]
    読了:2015/12/27

    ティク・ナット・ハンは来日できず不在だったわけで…タイトルの「ティク・ナット・ハンの教え(The Heart of Thich Nhat Hanh)」ってのは詐欺だと思った。
    中身のほとんどがドキュメンタリーやルポなのだが、筆者の前提としている知識と自分の知識に乖離があるのか、一人よがりすぎて何を言ってるのか分からない箇所が多々あった。「不在をめぐって」「不在を越えて」という2つのルポ(筆者は同じ)でそれが顕著である。そもそも誤字脱字が多すぎて、これを出版物として世に出していいのかと思った。

    p. 22の、鐘の音や何らかの音に気付いた時には呼吸に戻る、路上では赤信号を鐘として、いしきてきこきゅうのチャンスとしてとらえる、そうすれば待ち時間もマインドフルな時間となる。というところだけが役に立った。

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プロフィール

一九二六年、ヴェトナム中部生まれ。十六歳で出家し禅僧になる。一九六〇年代初めにサイゴンで、仏教の非暴力と慈愛にもとづく社会福祉青年学校、ヴァン・ハン仏教大学、ティエプ・ヒエン(相互存在)教団を創設。一九六六年、平和使節としてアメリカとヨーロッパを歴訪。アメリカ政府やペンタゴンに平和提案を行う。その中立的な立場からの平和と停戦の主張を理由に、政府から帰国を拒否され、以後フランスでの亡命生活に入る。フランスでは最初パリに在住、一九八二年に南部ボルドーに仏教の僧院・瞑想道場である「プラムヴィレッジ」を開き、難民を受け入れ、生活と一体になった瞑想を実践しつつ、世界中から多数の参加者を受け入れ、瞑想会(リトリート)や研修を行っている。また著作・講演活動を通じて仏教の教えと平和の実践を説く。
邦訳書 『ブッダの〈気づき〉の瞑想』(山端法玄・島田啓介訳、野草社)、『ブッダの〈呼吸〉の瞑想』、『リトリート ブッダの瞑想の実践』『大地に触れる瞑想』(島田啓介訳、野草社)ほか多数。

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