自由に老いる ―おひとりさまのあした

著者 :
  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865810172

作品紹介・あらすじ

シングルライフの「知の達人」がユーモラスに綴る老いの苦笑い

シングルライフを貫き、著者はいつのまにか「80歳のおひとりさま」となった。大学で教鞭をとり、サルトル研究者として、実存主義の徒としてきてきた「知の人」が、ある日突然直面した老い。『60代の私は老いという言葉に無縁だった。定年退職して以後の生活は〈希望〉にみちていた。次の人生のステップを夢見る〈中高年〉の気分でいた。こうした私のオプチミズム(楽天主義)に鉄槌を下したのが、70歳を越した頃に突如やってきた難聴である。』既婚でも独身でも、最後はみな「おひとりさま」になる。身体との付き合い方は?異性関係は?これから先の未来は?サルトル研究の碩学が、知性とユーモアを織り交ぜながら綴る「自由に老いるおひとりさまのあした」!

感想・レビュー・書評

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  • 内容がどうというわけじゃなく、自分には合わないなという感じ。

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著者プロフィール

1959年、東京大学仏文科卒業、1966年、同大学院博士課程単位取得退学、同年より一橋大学勤務、のち教授。1996年、定年退官、関西学院大学教授。2002年退職。ジャン=ポール・サルトル、フランツ・ファノンなど、左翼抵抗思想の文学を専攻、翻訳し、評論活動をおこなう。また1986年、独身生活を勧めた『シングル・ライフ』がベストセラーとなる。訳書にサルトル『実存主義とは何か』(人文書院)、共訳書に、F.ファノン『地に呪われたる者』(みすず書房)、J・ジュネ『恋する虜』ほか多数。

「2015年 『家の馬鹿息子 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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