ミドルシニアのための日本版ライフシフト戦略

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866213767

作品紹介・あらすじ

世界は大きく変わろうとしている。
特にこれからの5年間はまさに時代の大転換点。30代後半から40代、50代のビジネスマンもいまのままでは生き残れない。ではどうしたらいいのか。
ライフシフト大学の門外不出の戦略を大公開。ミドルシニアが戦うための方法を伝授する。

ミドルシニアサラリーマン(40~50代前半)に向けて、卒社後(60~65歳以降)を見すえたキャリアの築き方、働き方、考え方を豊富な事例ともに紹介する超実践的「ライフシフト」入門書。

人生100年時代を迎え、70~80代であっても現役で働くことが(下流老人化を防ぐために)当たり前になりつつあり、それに対して不安を感じている40代以上の会社員は多い。しかし、現在、彼らのニーズに答えるノウハウ、ロールモデルなどの情報は圧倒的に不足している。

本書はそうしたミドルシニアが、自分の「強み」を武器にして戦っていくための戦略を具体的に語る。将来に不安を感じているミドルシニア層が、これからの働き方を考えるうえでの必須の知識を提供する。

感想・レビュー・書評

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  • 【健康的に生きるために80歳まで働く】

    早く引退するという選択肢もありますが、人生100年時代を考えた場合、仕事をせずに35年~40年を生きることは、精神および肉体的健康上よくないです。

    病気などで健康的に問題がないのであれば、80歳までは働くべきであり、80歳まで働くという選択をするのであれば、好きな事で働くべきです。

    こう考えると雇われて働くのではなく、個人事業主(法人でもよい)で働く方が定年を迎えることなく、好きなことで長く働くことができます。

    個人事業主とサラリーマンを比較した場合、60歳までの収入は個人事業主の方が少なくなる可能性が高いですが、60歳以降はサラリーマンではシニア扱いになり、給料は半額になるパターンが多いです。
    手取り比較であれば個人事業主とサラリーマンでは大差ないと考えます。

    そして、65歳以降ではサラリーマンは退職し収入はゼロ、個人事業主に定年はありませんので、その後80歳までの15年間は少ないながらも、好きな事で稼ぐことができます。

    役職定年を迎えた人にとって、個人事業主は手取りはサラリーマンと大差なく(あるいは多い可能性もある)、健康的で好きな事をして生きていける良い選択だといえます。

  • 納得感ゼロ。最初の入りからして気に入らない。企業の従業員に対して、お前らこのままじゃダメだ、って煽り続ける文章。就業観が10年くらい古い。
    今は企業側がナレッジワーカーにそっぽを向かれる時代です。優秀な人材は何を基準に企業を選ぶのか、筆者のお2人は分かっているのだろうか。逆に心配になりました。
    【追記】
    超ーななめ読みですが、読み終わった。要するにミドルシニアを大量に抱えて困っている、大企業の人事部に売り込むための本だったんだな、と理解した。

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著者プロフィール

株式会社ライフシフトCEO、多摩大学大学院教授・学長特別補佐。1957年生まれ。日産自動車で人事部門、オックスフォード大学留学、欧州日産などを経て、99年よりフライシュマン・ヒラード・ジャパンにてSVP/パートナー。人事、企業変革、リーダーシップ開発などのコンサルティング・研修に従事。2006年より多摩大学大学院教授を兼務し研究科長などを歴任。「Management by Belief」を一橋大学野中郁次郎名誉教授らと提唱。17年にライフシフト社を創業しライフシフト大学を開校。

「2023年 『リスキリング超入門 DXより重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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