- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866471198
作品紹介・あらすじ
※書影は原著のものです。
各界から絶賛!
アメリカで最も名誉な漫画賞2019年アイズナー賞優秀作品賞に輝いた、女性偉人伝コミック第2弾。
空気を読むなんてくそくらえ。
“向こう見ず”で“図々しく”、
我が道を開拓した偉大なる女性たちの物語、再び!
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前作『キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち』に寄せられたレビュー (敬称略)
■仕事、結婚、子育て……女の生き方の狭苦しさに辟易している人は必読!(山内マリコ/「vikka」(2017年12月号)「The Tabloid for Ladies」掲載)
■15人の女性の破天荒な人生がキュートにコンパクトにまとめられ、情報量と面白さで得をした気分になる。(工藤渉/「ダ・ヴィンチ」(2017年12月号)掲載)
■ペネロープ・バジューの描く女性たちのカッコいい生きざまに心ゆくまで心酔していただきたい(原正人/マンバ通信)
■「自分らしく生きる秘訣(ひけつ)は、好きなことには、とことんのめり込み、他人のルールではなく、自分ルールで生きることを貫くこと」(小林深雪/東京新聞Web「東京エンタメ堂書店」掲載)
■「自身が新しいロールモデルとなるという生き方も素晴らしいのでは!」(三田修平/「oggi」(2018年2月号)掲載)
■いわゆる優秀な女性、歴史上の有名人というよりは空気読まずに自分の人生を生きる女性たちという感じで良い。(堀越英美/twitter 2018.2.18)
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●登場する女性たち●
テンプル・グランディン(米1947-)
動物学者、非虐待的な家畜施設の設計者、自閉症を抱えながら社会的な成功を収めた人物。
ソニタ・アリザデ(1996-)
アフガニスタンのラッパー・社会運動家。
シェリル・ブリッジ(1947-)
1960-70年代にマラソンで活躍し、女性で初めて2時間50分の壁を破った。
テレーズ・クレール(1927-2016)
フランスのフェミニズム運動家。
ベティー・デイビス(1945-)
大胆な歌詞やパフォーマンスでいくつものタブーを破り、音楽界に疾風を巻き起こした米歌手・作曲家。
ネリー・ブライ(1864-1922)
最初期の調査報道記者として活躍、ジュール・ベルヌの小説『八十日間世界一周』に挑戦し72日間で世界一周を達成した米ジャーナリスト。
プーラン・デーヴィー(1963-2001)
盗賊から転身したインドの女性政治家。
シャッグス(The Shaggs)
アメリカで姉妹によって1960年代に結成された女性ロック・グループ。
カティア・クラフト(1942-1991)
フランスの火山学者。夫と共に日本の雲仙岳の調査中に火砕流に巻き込まれて亡くなった。
ジェスリン・ラダック(米1970-)
司法省勤務を経て、内部告発者の側に立ち奮闘するアメリカの弁護士
ヘディ・ラマー(1914-2000)
オーストリア出身の米女優・発明家。
ナジーク・アル=アビード(1887-1959)
1920年代のシリアで民族自決・女性の権利のため闘った「アラブのジャンヌダルク」。
フランシズ・グレスナー・リー(1878-1962)
アメリカ初の監察医として活躍、「法医学の母」と称される。
メイ・ジェミソン(1956-)
1992年のスペースシャトルで、アフリカ系アメリカ人女性として初めて宇宙飛行を行なった。
ペギー・グッゲンハイム(1898-1979)
アメリカの現代美術収集家。モダンアートの発展に貢献した。
感想・レビュー・書評
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オールカラーのグラフィックノベル(というのかな)。
絵がキレイで可愛い。
一人あたりの話は約7ページで、それぞれ最後に見開きでその人物のイラストが載っているのが素敵。
すべて知らない女性ばかり。
児童婚、複雑な家庭環境、虐待、暴力、人種差別、性差別など、目を背けたくなる内容もあるが、知らないより知って良かった。そう過去ではない出来事でもある。
様々な境遇の人物の生き方に勇気づけられる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あらすじ(紀伊国屋書店より)アメリカで最も名誉な漫画賞2019年アイズナー賞優秀作品賞に輝いた、女性偉人伝コミック第2弾。空気を読むなんてくそくらえ。“向こう見ず”で“図々しく”、我が道を開拓した偉大なる女性たちの物語、再び!(https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0924503)
やっぱりこのシリーズ好きすぎる。
ポップで見て楽しい、でもしっかり彼女たちの偉業や思いが描かれてて、勇気がわく。
彼女たちの生き様はまるでフィクションのようで、画像検索をして、本当に存在した人だったんだとなる。
恥ずかしいことに今回は誰も知っている人がいなかった。
でも女性たちと接点があった男性たちの名前は知っているので、やっぱそういうことだなあ…となる。
ちゃんと語り継いでいかないとね。 -
ほんの100年前の世界は、女性に自由なんて与えられてなかったことが痛いほどわかった。
勇気が出る本
ほんまに、読んでよかった -
学習マンガリストからのバンドデシネ。書店で並んでいた時から気になってはいたものを、図書館で借りて読了。キャラ立ち女性が並ぶんだけど、通読するとどうしても輪郭がぼやけてしまう、ってのがこういうタイプの弱点。1日1人ずつくらいのペースでじっくり味わうのが正解かも。借りものだとそれは叶わんけど。