- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866632155
感想・レビュー・書評
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私たちの才能は、時と場所によって定義が変わると説く本。
遺伝率や練習の影響力は、明確な手順が定まっている時ほど高い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りて内容をかいつまんで読んだ。
IQの高さは成功とは関係がない。
収入を増やすためには、グリットよりも知能の方が13倍も重要だった。
「諦め」と「頑張り」では、「頑張り」の傾向があるほど不幸な感覚が増えていた。
「あきらめ」をよく使う人ほど、問題を解決するのも上手かった。 -
才能を絶対的なものとしてではなく、属する集団やコミュニティ内でのかたより = 相対的なものとして捉え、VUCAの時代だからこそルールが多様化し、人それぞれ輝ける場所は存在すると希望を抱かせてくれる一冊。
後半の実践編で取り扱われるシートは自分が集団内で働くことになったときに活用したい -
1.コミュニティにいるとき、そのときやっていた行動を書き留める(不定期なタイミングで)。
2.考察する内容は、コミュニティにどれほど利益を与えたか
3.まねされにくさ
これを続けると、自分の「異能」が見えてくる。
自分の異能をアピールする必要がある。
1.意識して異能を使い、どのように感じたか記録する
2.異能を使ってみた経験からなにを学んだか
3.コミュニティにどんな利益をもたらしたか -
自分の中にどこでも発揮できる特定の才能があることは稀。ある場所や環境で抜きん出て「才能がある」状態になるには、その環境で相対的に優位に立てるものが何かを自分の中に探しうまく周りに認知させることが大事。
なぜ自分は輝けないのか?と感じている人にはおすすめの本。改めて周りを観察すると、ナチュラルにこれをやっている人もいるので面白い。 -
才能のルール
①人生とは、異能バトルである
②才能とは、グループ内の「かたより」が評価された状態である
③ルールがあいまいな世界ほど、あなたは異能バトルに勝ちやすくなる
才能を上記のように定義して、
世の中一般的に思い込まれている通念を科学的に否定し、
最終的には
誰にでも才能がある!
と読者を励ましている、なかなか優れものの本。
正直後半の解決編、作業編は、なんだか俗っぽくなってしまったという印象だが、
前半の、通念を統計的に否定するのは痛快だった。
①好きと得意で才能を探してはいけない
→好きなものはスポーツ、アートなど、職業にならないものが多い
3年もすれば飽きる
②IQが高くても成功できない EQも!
しなやかマインドセットも関係ない
1万時間の法則が通用するのはトレーニング方法が確立されているものだけ
③遺伝率もまやかし。同じ環境だったら遺伝の影響は大きいが、みなたいてい環境は違う
双子だって環境で性格が変わる
みな信じ込んでるものばかり。
思い込みはいらん、ってこと。
面白かった。
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比較優位の考え方。確かに!という感じでした。
副業に活かしたいと思ったけどうまく展開出来ず。。