- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866802091
作品紹介・あらすじ
相手の「否定」をやめるだけで、人間関係の9割はよくなる!
いつも「いい人間関係」の人がやっている【否定しない習慣】
「褒める」「肯定する」より効く心理的安全性をつくる「否定しない」コミュニケーション術。
★こんな人にオススメ
◎ 他人との人間関係がうまくいかない人
◎「部下が成長しない」と悩む人
◎ 褒めて育てる、叱って育てるで悩んでいる人
◎ いつも人間関係でトラブルやストレスを抱える人
◎ 議論をするのが苦手な人
◎ 職場や家族との関係を良くしたい人
感想・レビュー・書評
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オーディブルで読む。
なるべく人の意見を否定をしないようにしているつもり。
だけど、無意識のうちに様々な場面で否定をしているもの。
その習慣を脱しよう。
そうすれば、人間関係が飛躍的に向上する。
という本。
否定しない技術をまとめている。
・そもそも、日本人は否定されることに慣れていない。なぜなら、
①ムラ社会的な考えかたによるもの
②日本語にNoという直接的な表現がない
・否定しないマインドを作るための基本的な考え方
①事実だから否定してもいいという思考をしない
②自分は正しいという思考はしない
→ 大人の関係性における問題や課題の69%には明確な答えは存在しない
③過剰な期待はしない
→その人はその人なりに精一杯やっている
・イエス・バット話法ではなくイエス・エモーション話法がおすすめ。
・脊髄反射的に言葉を発するのではなく、能動的に黙る。
・喋りたい欲求と行動を分ける。
・かもしれない、と考える癖をつける
→事実と認識を分ける
・否定する仕草は、足組むとか手を組むとか身体をクロスさせる姿勢。
・自分の機嫌は自分で管理する
・否定してしまったらリカバリー
「否定するように聞こえたらごめんね」
・否定に感じさせない技術
①笑いに変える
②逃げ道を残す
③期待を仄めかす
・相手をその気にさせる魔法の言い回し
「さすが!」←WBCで大谷選手が乱発していた気がする…
・オープンクエスチョン→クローズドクエスチョンで小さなイエスを積み上げていく
・ずっと相手の眼を凝視しない。
アイコンタクトするのは話し始め、句点のタイミング、話終わり。
・提案する時は相手に許可をとる。
参考になりました!
♪Deny/The Clash(1977)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よい人間関係、信頼関係を築くには、褒めるより、肯定するより、否定しないことが大事、とのことで、そのためのノウハウ本。
「否定しないマインド」のつくり方、「否定しない技術」、「否定しない自分をつくる習慣」、「いい人間関係をつくる会話の技術」などの章立て、参考になることも多かった。
忙しいときに、的を得ない説明をされると、つい途中で助言や指摘をしたくなるが、とにかく、最後まで聴くことを心がけよう。 -
私も大好きだが、M1グランプリの王者ペコパさん。本書にも出てくる通り、「絶対に否定しないツッコミ」として、お笑い界に新しい境地を開いた。
「どこ見て運転してんだよ!と言える時点で無事で良かった」
「知らない、んだったら教えてあげよう。」
「お前が悪い、けど悪いお前をつくったのは世の中だから、お前はそんなに悪くない。」
「立てよ!いや、立たないんなら、俺が座ればいい。」
絶対、喧嘩にならないよね。
1.「事実だから否定してもいい」という思考はしない
2.「自分は正しい」という思考はしない
3.「過剰な期待はしない」
この3つを守るだけでも、随分、軋轢が減るんじゃないか。
生きている限り、人間関係はついて回る。
「メイドインアビス」のボンボルドは残酷過ぎるキャラクターだが、人気がある。ボンボルドは一切、否定しないからだ。
「愛ですよ。愛ですよ。ナナチ。」
「素晴らしい!素晴らしい!」
「慈しみ合うことこそが人を家族たらしめるのです。」
残酷この上ないキャラだが、作品の中でユーチューバー岡田斗司夫さんの言うように、ボンボルド自身も一切、否定されない。
否定しないことは偉大なのだと私は思う。 -
まず否定から入ってくる人が身の回りにいたりしますが、そういう人たちに読ませてあげたい本だなぁと思いながら買って見て、読み出すと意外にも自分のことを言われているような内容がまああった。そんなに自分は否定してるつもりはないと思っていました。でも本書に書いてあるレベルでも相手を否定したことになるのかと改めて思ってしまった。人知れず、気づかないで発した言葉が意外にも相手を否定してしまっていることがあるということです。自分の仕事の立場上「こんなシーンで使えるかも知れないなあ」と感じながら読みました。使い易いワードなどが記されているので非常にわかり易い例えがたくさん掲載されていました。
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AudibleのテレビCMを観て気になって。コミュニケーションというよりはコーチングよりの本。この本で紹介されているマインドを、みんなが持つことができれば、人と人との摩擦はかなり減るし、心理的安全性も得られると思った。親や上司として、聴く時や伝える時の心構えや、あいづちの具体的方法も紹介されていて参考になった。知るだけでなく実践しなくては。
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心理的安全性シリーズ第n弾。「否定しない」は奥深い。また「上司に読んでもらいたい本」が見つかりました。
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普段行っているコミュニケーションの中で無意識にしてしまう否定。これが相手との関係を損ねてしまうどの前提で、いかに否定しないようにするかをまとめたノウハウ本。
一部相手の発言の繰り返しなど、多用すると逆効果になりそうなものもあるが、否定しない(相手の考えを受け取る)事は、他者と良い関係を築くには必要な内容だと改めて認識できた。感情ですぐに反応しないよう、習慣化していきたい。 -
否定しているつもりがなくてもよくやっているなと思ったので読んだ本。
具体的なことが記入してあり、すでに実践していることもあったが、まとめになった。
コーチングの先生だからか、上司目線な箇所があるのである程度部下や後輩がいる人などの管理職向けかも。 -
今まで気づかぬうちに周りの人を否定していたと当てはまることが多く反省。
人間関係でもっとも大事なことは「相手のことを否定しない」こと。「褒められる」「肯定される」よりも、「否定されない」ことが良い人間関係を築く鍵である。
人に過剰な期待はしない。「その人はその人なりに精一杯やっている」と唱えるようにしたい。
もっと早く本書を読みたかった。 -
気をつけます。。。
という感じ。
ハウツー本は前向きになることが多いけど
あれもしないように、
これも言い方に気をつけて、
と普段の行動を否定されたようで
しんどい。