おまわりさんと招き猫 やさしい手紙と雪の町 (ことのは文庫)
- マイクロマガジン社 (2023年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784867164914
作品紹介・あらすじ
海辺の町・かつぶし町のちいさな交番にいる、おまわりさんの小槇くんと、「しゃべる猫」のおもちさんのもとにある日、2通の手紙が届く。小槇くん宛の手紙を届けてくれたのは、郵便配達のお兄さん。そして、おもちさん宛のそれを届けてくれたのは……一羽の鳩!?「お手紙のやりとりをするのは、なにも人間だけではないのですにゃ」言葉があってもなくても、伝えたい想いはきっと届く。人気爆発! 癒しの「あやかし」物語、ついに第3弾登場‼
感想・レビュー・書評
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植原翠『おまわりさんと招き猫 やさしい手紙と雪の町』
2023年 ことのは文庫(マイクロマガジン社)
おまわりさんと招き猫シリーズ第3弾。
本作は今までよりもファンタジー感がきいている感じでした。
おまわりさんの小槇くんの成長っぷり、大人になった感じは微笑ましく、猫のおもちさんは相変わらず良いことを言ってくれます。
手紙やふれ合いによって人のつながり、心の交流を温かく紡ぎ出されていました。
僕の子供時代の近所や町との関わりや、今も好きでよく訪れる沖縄の離島の人々のつながりみたいなものが心に湧いてきました。
ほっこりとした優しい物語には、人や心のつながり、優しさを持ち続けることが、豊かな未来につながっているというメッセージを感じました。
次回作も楽しみに待ちたいと思います。
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ああ、既刊3冊、読み終わってしまった。
続きが待ち遠しいシリーズがまた1つ。
お祭り鬼ごっこ、なんだか可愛いw
もちろん、被害にあっちゃった方には災難だけど。
口裂け女のルーツ、あまりにもふるくてびっくり。
私が子供の頃にもあった。今でもいるのかなぁ。
トリの日も可愛い。もう、みんなー、違うんだからね、なんて笑ってしまう。
小槇くんも、交番のみんなも、大好き。
でも、おこげさんが出てこなかった。あの、あれで解決してたっけ?してないと思ったんだけどなぁ。
今後に期待しておこう。