- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870312005
感想・レビュー・書評
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怖くて一気読み。
未知のウィルスはきっとまだまだあるだろうし、今現在収めているとされているウィルスもまた何のきっかけで復活しないとも限らず。自然や野生を人間が管理、制圧することなど到底不可能で、なんとか共存する道を探るしかないのだろう。
手に汗握る場面も悪寒に襲われる場面も多々あるけれど、これがみなあった出来事。危険と背中合わせの、地道で時には大胆な研究で、日々前進している。
研究者や医療関係者へ改めて敬意を。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
病気をサスペンスにした初めての大作。
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検疫所のサルを死に追いやったものの正体が、致死率90%のエボラ・ザイールらしいということが明らかになる。この後、陸軍主導で施設内のサルの安楽死という、地味で気の滅入る作業が延々と続けられる。当初は周辺への深刻な汚染が苦慮されるが、ことは『アンドロメダ病原体』を思わす意外な結末を迎える。科学・ノンフィクション・翻訳という三重苦を物ともしない抜群のリーダビリティに脱帽。巨匠A.C.クラークが『これにはS.キングもM.クライトンも歯が立つまい』とコメントしたらしいが『あなたはどうなの?』と言いたい位の出来栄え。
尚、感染症関連本としてはローリー・ギャレットの『カミング・プレイグ』も★★★★★クラスの超お勧め!上下巻千頁近い大部の書であり、かつ現在絶版中ではあるが、古本屋で目にしたら迷わず購入すべし。まさに『読む殺人ウィルス・エンサイクロペディア』。 -
これを読んでから、何を触るのも怖くて大変でした。
ほんものの怖さがあります。 -
「バイオハザード」この言葉は、ご存知ですかね?ゲームの題名にもなってるので解る人が多いですかね
そう、微生物災害です。この本は、ノンフィクションです。実際にこんな事が起こったという怖い話です。
「エイズ」は、知ってますよね。エイズ・ウイルスは、潜伏期間が長く10年の歳月をかけて人の免疫細胞を壊していきます。大気に弱く大気中では、20秒で死にます。血液・体液の直接触れることによって感染しますね。エイズは、潜伏期間が長いのでエイズの発見が遅れて世界に蔓延しています。何故エイズが治療が難しいのかは、エイズの特性によります。エイズは、突然変異が早いので、感染した人は、いくつかの種類のエイズ・ウイルスに感染しているのです。ここにエイズのワクチンが作れない理由があるのです。
ちょっと脱線しましたが本題です。
「マールブルグ。ウイルス」及び「エボラ・ウイルス」は、ご存知でしょうか?エイズのように人の免疫細胞を壊して、人を死に追いやるウイルスです。エイズは、10年ですが、このウイルスは、わずか10日で免疫細胞を破壊します。
空気感染する可能性があり、微生物危険レベル4に属します。(ちなみにエイズは、レベル2)このウイルスを扱う人は、宇宙服を着て作業をしましす。その空間は、危険ですよね。題名は、このホットの空間から来ています。
エボラ・ウイルスに纏わる話をつぶさに克明に書かれてます。
マールブルグは、ドイツの地名です。そこの猿の飼育所から発生したのがマールブルグ・ウイルスです。致死率が25%。
このウイルスの兄弟分が「エボラ・スーダン」「エボラ・ザイール」です。致死率はスーダンが50%、ザイールが90%です。
このウイルスに感染すると、目に赤い斑点ができ熱が出るようになり内臓が破壊され脳を破壊し最後には、穴という穴から血を噴出します。まるで炸裂したようにです。
マールブルク・ウイルスの話に始まり、エボラ・スーダンの話、エボラ・ザイールの話、そしてアメリカのレストンで起きたバイオハザードの話になります。
もし、感染した人があなたの街に現れたら・・・。ぞっとしますよね。
日本では、1992年にアフリカから旅行で帰って来た男性が感染して死んだとの話があります。周囲には、感染しなかったようですが、ぞっとする話ですよね。「エボラ出血熱」の記事があったら要注意です
読んで見れば解るのですが、本当に怖いですよ。 -
上巻と同じでリアルで怖かったわぁwでも、面白くて止まりませんでしたw
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ノンフィクションなだけに怖い
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ノンフィクション小説。
これを読んでフィロウィルスってなんてキレイなんだろうと思い、しばらくウィルス関係の実用書を読みあさった私です。