ゴリラのビックリばこ

著者 :
  • 絵本館
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本棚登録 : 134
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871101141

作品紹介・あらすじ

いろんなビックリばこを作ってはいたずらしているゴリラのおはなし。今回のビックリばこからは顔についたら、はなれない「めがね」がとびだしてきます。さて、みんなは?そしてゴリちゃんは?

感想・レビュー・書評

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  • ほとんどの小説家は、絵本作家に嫉妬するんじゃないだろうか、少なくとも長新太には必ず。

    本作も、あいかわらずナンセンスなストーリー。ではあるのだけれど、このナンセンスさは、誰も書かなかった神話に通じているような気がする。「ビックリばこ」や「めがね」など、近代的な道具を用いて新たな神話を描いている。しかも数少ない言葉を用いて。
    これって、ものすごくすごいことだとおもう。

    けっこう長めのお話にもかかわらず、娘も嬉々として、「読んで読んで」とせがんでくる。

  • 「いろんなビックリばこを作ってはいたずらしているゴリラのおはなし。今回のビックリばこからは顔についたら、はなれない「めがね」がとびだしてきます。さて、みんなは?そしてゴリちゃんは?」

    ナンセンス絵本だけどストーリーがあっておもしろい。
    メガネがはずれなくてみんなが困るのも、びっくりばこからメガネがとびでてくるのも面白いけれど眼鏡かけてる子が読む教室にいたらちょっと読みにくいかな 笑
    ラストにほっこり。なるほど、こうやったらメガネはとれるね。

  • ゴリラの作った、全員にメガネをかけさせてしまうびっくり箱の話

  • ごりらが、ねらったひとにめがねをかけさせてしまうびっくりばこをつくったので、いじわるだとおもったけど、めがねをはずすびっくりばこもつくったので、よかった。とおもったけど、やっぱりさいしょからいじわるをしないほうがいいとおもった。

  • びっくり箱のいたずらを思いつくゴリラくん。開けると思わぬ仕掛けがしてあって…けれどそのしかけを止める方法が見つからなくてさあ大変!面白かったです。幼年童話。

  • ゴリラのビックリばこからメガネが。。。。
    メガネをかけたら見えるようになると思ってた
    私はまだまだナンセンスの修業が足りません

  • 2010年読了。

  • 平成21年7月22日 2年生。

  • すごい話です。作者はなんで,こういうことが思いつくのだろう。幼児から大人にまでウケるギャクを生み出す長さんは,まさに天才か

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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