- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872904406
感想・レビュー・書評
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2011.11.11開始〜2011.11.12読了
<u><b>所感</b></u>
色んな人の手法を特集したノウハウ本かと思いきや、定時退社を必至とする筆者と信条みたいなことがずらずらと記載されているだけの本。
趣味が輝いていない人間は仕事を効率化させる必要性を持てないから、仕事を早く終わらせることはできないというのが、筆者の理論。
定時退社するには現場における人間関係が大切とか、毎日早く帰るキャラを定着させるとか、私自身が過去にやってきたことの集大成か!とつっこみたくなるような。ここまでは確かにいい本のように思えるが、普段は目立たないようにするとか、どんな状況であっても定時退社を貫くという考え方は
ただの会社員ならいいだろうが、我々のような技術派遣屋の派遣要員としては失格だ。派遣要員なら目立った上で成果を残してナンボであり、その上でほぼ定時に帰ることで現場からの出費も押さえ、その上個人の人となりで信用も勝ち得ていく必要がある。
そういう意味では、半分役立つが半分は「やりすぎ」といった印象を受けた。ただ、定時で帰ることがどうしてもできないような人には、このくらいの心構えが必要という意味ではとても役に立つ本だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の人生を取り戻す「断る」「決断する」<br>「切り上げる」「見極める」ための極意 ―
http://www.wave-publishers.co.jp/np/isbn/4872902238/ ,
http://www.mediafrontier.com/ ,
http://blog.livedoor.jp/john200436jp/ ,
http://www.breakfast-club-global.org/ ,
http://www5a.biglobe.ne.jp/~mtomo/index.html -
前に副業に関する彼の著書を読んでんけど、それも含めて自分にとって豊かな人生って何なん?ってな事を考えるキッカケになる本でした。答えは…これから探します(笑)
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内容は、仕事をいかに効率的に行う方法や時間の有効的な使い方が書かれており、仕事場で就業時間が来ればお先に失礼することができるよう、自分を高めるための方法を学ぶことができます。
人生という時間を仕事だけに費やすのではなく、職場外でも自分がやりたいことを作り、そのために仕事とプライベートのバランスをとるため、時間を有効活用する、という自分のより有意義な人生のためのヒントになる本だと思います。 -
柴田英寿『お先に失礼!する技術』
■ 意を決して席を立つ
□ 先に家族や趣味の予定を入れて、残りの時間で会社の仕事をする。
□ 飲みに行くなとは言わないが、1時間なり1時間半なりで、切り上げるスタイルをとること。
□ プライベートの時間に勉強もしないで飲んでばかりいては、時代に取り残されていく。
□ 飲み会には行くが1時間くらいで帰る、会社も定時までは一生懸命働いて帰る、というスタイルがおすすめ。
■ 物事を上手く進めるコツの見つけ方
□ 仕事がつまらない場合、仕事を面白くすることを一番最初にやるべき。
□ 今やっていることをつぶさに見つめ直して、小さな改善を積み重ねていくこと。
□ リーダーになったり、約束できないことを軽々しく言わないようにしたり、派閥に与しないようにしたりする。
■ あなたを縛る時間給発想から自由になる
□ 事務の仕事の内訳は、25%が移動時間、25%が会議、50%が資料作りや調査となっている。
□ 普通に人が作ればたくさんになる資料を、自分が作るとこれだけ少なく出来るとアピールすべき。
□「資料の1ページ化」を意識する。
■ 無駄な時間をトコトン減らす
□ 飲み会では、最初に言いたいこと、聞きたいことをどんどんぶつけて、1時間くらいしたら「よし!今日はいい話ができた」と言って席
を立つ。
□ 会議、資料、飲み会にしても、できるだけ先回りして用意しておく。
□ 会議の依頼、資料作成の依頼、飲み会の企画依頼などを受けた場合、その日のうちに決着をつける。
■ 最小のエネルギーで最大の成果を上げるトレーニング
□ 事務処理を圧倒的なスピードでこなす。時間をかけてやっていたら本当に時間を無駄にする。
□ 仕事はどんなものでも美しく仕上げなければならない。
□ 自分が決めた分野で、相手が欲しいものをつかむことが専門分野を勉強する第一歩。
□ 知識としてある専門分野に詳しくなるには3日あれば十分。重要なのは3日から先に何をやるか。
□ 専門分野に強いといえるには、その分野に人脈を持っているというところまでいかなければならない。
■ 自分の記憶を相手の記憶にすりかえる
□ 私は本当にやりたことがある時は、その内容を1枚の絵にまとめて、方々に説明しに行く。
□ 関係する人に話をしておくとその人の頭の中に、私のやりたいことが記憶されていく。
□ そして、多くの場合、私が話したことが、元々自分が考えていたように記憶されるようになる。
□ 私の案に批判的だった人も、いつの間にか賛成派に転向していることがよくある。
□ こういうことをする時、上の人に話しておくと効率が良くなる。
■「自分のことは自分で」をやめてみる
□ 誰が何を得意としていて、どういう頼み方をすると力を発揮してくれるかを、よく整理しておく。
□ 整理された「依頼リスト」が、自分が仕事を広げられる最大領域ということになる。
□ 成果は全部頼んだ相手のものにすることが、このやり方を上手く回すためには必要。
■ 他ではできない仕事をやる
□ お金で頼めるような仕事は人に頼んではいけない。
□ 頼む時は、いつも「お金で払えるような安いことは頼んでいないつもりです」と言っている。
□ お金で片がつくようなことを頼むのは相手に対して失礼なことでもある。
□ 私とやる仕事はきついという評判はOK。きついけれど、他ではできない仕事でることが重要。
■ 明日できることも今日片付ける
□ 普通にやったら目立たない仕事だって、自分がやる以上は、あっと言わせる仕事にしたい。
□ 明日より今日やる方が、質の高い仕事ができる。今日片付けてしまえば、明日は別のことをできる。
□ 余計なことをしない、優先度の高いものだけやる、のは質の高い仕事を生み出すのに欠かせない条件。
■ 詰め込めば詰め込むほど仕事の質は上がる
□ おすすめは、色々な組織で働いてみること。
□ あれもこれもやりたいと思えるなら、自分の生産性を高めていく大きなチャンス。
□ たった一回しかない自分の人生なので、やりたいことは今すぐやるべき。
■ 月曜日は早く行ってけじめをつける
□ 月曜の朝は、できるだけ元気でいること。
□ 色々な人に声をかけて、職場を明るくすることを心が砕くべき。
□ 朝早く行くなら、一番早く行くことを心がける。「一番仕事に燃えている」という印象を与えることができる。
■ メールは「短い文章」で「即レス」
□ あとで返信しようとすると、忘れてしまうことが多い。
□ すぐに返信すれば、相手が仕事を止めている時間が最小限になる。
□ メールを早く返すこと自体が即断即決のトレーニングになる。
■「まとめてやる」と「ためてやる」は全く違う
□ ある時間に一気にやるやり方は、結局その時間の大半が、出ないアイデアを出すための時間、生産ができない時間になる。
□ 生産性が高い人の特徴
→ 仕事を分解して細かくすることが得意。
→ いつでもメモができるようにしている。
→ 細切れの時間にいつでも集中できる。(立ち上がりが速い)
□「まとめて」というのは、分けた仕事を優先順位に沿ってやること。
■ 絶対に無駄にしない朝の時間の使い方
□ 朝の時間にやることは、前の晩寝る前に予定し、朝は無意識にできるようにしておくとよい。
□ 身支度も細かく分けて、手順を決めておくと一番生産性が高い。
□ 朝はほとんどの人に予定がないので、早起きさえすれば、必ず集まることができる。
□ 私は朝食会を毎週水曜の朝に開催している。
□ 朝食会の一番いいところは、次に予定があるので、長くならず、予定がある人から帰っていく点。
□ 帰る時間が決まっているため、話したいことを手短に話してくれるので、効率がよくなる。
■ 自分で点数をつけて成長の糧にする
□ 例えば、議事録に、その仕事に対する自分自身の評価を記入していけば、自分の仕事の水準が分かる。
□ 辛い点数をつけるところに自分の思いがある。「もっとやらなくてはいけないのに」という思いがそこに出てくる。
■ 上司との面談に自分でつけた評価を見せる
□ 上司との業績評価面談の時は、その期間に自分が作ってきた議事録を見せる。
□ 業績評価には様式があるので、自分の議事録をその様式に関連付けして区分けしておけば、自分の仕事を立証できる。
□ 理解に時間がかかるため、日々上司に議事録を送ってもよい。
■「お先に失礼!」する心得
□ まず、人に嫌われないための配慮が必要。「しょうがないな」と思わせる振る舞いが大切。
■ まわりの人に感謝を表すコツ
□ 情報提供:自分で関連する情報を調査して、職場で困っていることに直接役立つ内容にして持ち込む。
□ 多少の仕事のお手伝い:マイクロソフト・オフィスの便利な使い方や、よくわからなくなる操作の手助けをする。
■ うきうきと楽しそうに帰る
□ 誰もかなわない生産性を定時までの時間内に出した上で、定時に帰る。
□ まわりを段々洗脳して、定時まで集中して働いて、定時で帰る文化を組織の中に広めていく。
□ 楽しいことがあるような顔をして帰れば、まわりの人も帰りたくなり、早く帰るような仕事の仕方になっていく。 -
いつも 手元に 置いて
お先に失礼する 人生を 実践いたします! -
効率性をとことん高めて、働き方を変える提案をしている本。
とても仕事のよくできる後輩に勧められて読みました。
なるほど、彼女が実践していて私が実践していない要素がたくさんある(笑)
いや、ここに書いてある理屈のほとんどは知ってはいるんだ。
やれないだけで‥
特に、「まず、お茶」習慣病はなかなか抜け出せませんねえ。
ダイエットと一緒で、挫折しても繰り返し意識し続けることが大切なんだと思います。うん。
そのために、私はこれからもこういう本を読み続けます。