アンビエント・ファインダビリティ ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅
- オライリージャパン (2006年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873112831
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。オライリー本。
訳者あとがき曰く、「Web情報アーキテクチャ」の続編的な立ち位置らしい。
タイトルについては冒頭ではっきり定義されており:
ambient:[形容詞]周囲を取り巻く;取り囲む、完全に包囲している
findability:[名詞]位置特定可能な、あるいは進路決定可能な性質;特定の対象物の発見しやすさ、あるいは位置の識別しやすさの度合い;システムまたは環境が対応している進路決定と検索のしやすさの度合い
とのこと。そこから、「はは~ん、Webページの読みやすさを論じる本だな。デザイナーやフロントエンジニアあたりが読むべき本かー」と思い読み始めたが…、イマイチ掴めない。
何と言うのだろうか、例えるなら"文系的な"? 断定せずにのらりくらりと進んでいくような、あえて難しく書かれた文学作品みたいな、ともかく気持ち悪さが残った。
目次を見ても「何が言いたいんだ?」とサッパリ。本文を読んでも、「あれ、何を議論してたんでしたっけ?」といった感じ。
本のタイトルとは真逆の印象しか残りませんでした。そう何度もリベンジせずに返却しました。星2つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みづらいが興味深い内容。
イーノが提唱したアンビエント・ミュージックになぞらえ、情報は身の回りに溢れやがてそこにあることされ意識されなくなる。
そうなるのであれば肝要なのはいかに情報を気がついてもらうか、情報に気がつくか。 -
ファインダビリティについての歴史を、文献を紹介しながら説明してくれる本。「社会学的な見方も取り入れないとダメなのねん」という理屈が、すんなり理解できた。数年前の本なので、賞味期限がそろそろ。可能なら一読しておくと良い。面白かった。
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情報を見つけるって概念はなんとなくわかったのだが
内容が難しい。
本の理解はほとんどできていないので☆は自分の理解度。 -
あんまし読んでない。
もったいない。