プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける
- オライリージャパン (2020年10月26日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873119250
作品紹介・あらすじ
プロダクトマネジメントの原則と考え方、ポイントについて解説!
あらゆる規模の組織に適用できるプロダクトマネジメントの原則についての書籍です。リリースにばかり焦点を当てると、顧客のニーズではなく、スケジュールを重視して不必要な機能を作りだしてしまいます。このような状態を本書では「ビルドトラップ」と呼んでいます。本書では、プロダクトマネジメントの基礎を築くことで、企業がビジネス目標を達成しながら、顧客が必要とする機能をリリースする方法を紹介して、「ビルドトラップ」を避ける方法を解説します。
感想・レビュー・書評
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予算を弾力的に運用できるとか、そういったことが大企業ではできないってのはその通りで、でもソフトウェアにおける予算はほぼ社員の人数で決まっているから、管理もとても簡単なんだよね。人数かける費用で算出できる以上はかからない。だから全部固定費。で、その中で何をやるのか?ってところまで上部マネージメントが入り込むのはやりすぎ。だから、こんだけの工数を渡すって感じになる。それで、ハードウェア企業だとソフトウェアは間接部門だからビジネスにまつわる投資とかできないわけだよねー。とても合意するところの多い本でした。
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「企業がプロダクト主導かどうかを判断する6つの質問」これは定期的にチェックしたいと思った
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・新規事業に携わる者としては、あるあるの連続で非常に身につまされる内容
・実際には、アウトカム測定の仕組を確立できていない組織やプロダクトが殆どか
・原則としてABテストを実施、各施策の効果を測定→アウトカムに基づいて次の施策を決定ということを組織の基本動作として根付かせる必要を感じた -
すごくいい。けど、自著で他のフレームワークを批判して自分の提供するサービスに酔いしれてる著者がなんとも言えない感じ
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プロダクトマネジメント定義。
ここまで完結丁寧に書かれてるものはなかななかない。
アンチパターンがよい。
戦略と計画をごっちゃにするのはよくあることで、本書では戦略フレームワークとして定義。
OKRでアウトカムじゃなくてアウトプット(ときに計画遂行を目的)するあるあるは響く。
アウトカムとアウトプットをごっちゃにしないコミュニケーションが求められる。
その視点も組織なのかプロセスなのか見せてくれる。 -
長い期間で、ちょっとずつ読んでたので、あんまり頭に入りませんでした…
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そうか、プロダクトマネジメントってこういうことを気にするのか、というのがなんとなくわかった気になれた。
プロダクトオーナーとプロダクトマネジャーの違いや扱う範囲も、イメージができて嬉しい。
これを足がかりにチームで会話などすると良いのだろうなあと思えたので読んでよかった。
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